看護師の過去問
第113回
午後 問17

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問題

看護師国家試験 第113回 午後 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

看護過程における客観的情報はどれか。
  • 家族の意見
  • 患者の表情
  • 患者の痛みの訴え
  • 患者の病気に対する思い

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この過去問の解説 (2件)

01

客観的情報とは、バイタルサインや検査データ、表情、皮膚や排液の状態など、看護師が客観的に把握できるものを指します。

選択肢1. 家族の意見

家族の意見は、主観的情報に該当します。

よって、この選択肢は適切ではありません。

選択肢2. 患者の表情

患者の表情は、看護師の観察によって得られる情報のため、客観的情報に該当します。

選択肢3. 患者の痛みの訴え

患者の痛みの訴えは、主観的情報に該当します。

よって、この選択肢は適切ではありません。

選択肢4. 患者の病気に対する思い

患者の病気に対する思いは、主観的情報に該当します。

よって、この選択肢は適切ではありません。

まとめ

主観的情報とは、対象者自身の主訴(痛みや苦痛、悩みなど)や家族の発言などが含まれます。

 

看護過程では、「主観的情報」と「客観的情報」をアセスメントし、対象が抱える問題点や優先度から看護ケアの方向性を明確化することが必要です。

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02

正解は「患者の表情」です。

客観的情報とは、第三者が観察や測定によって確認できる情報を指します。

 

選択肢1. 家族の意見

家族の意見は、主観的情報に分類されます。

家族の意見や感じ方は、個人の主観に基づくため、他者が確認できる客観的な情報ではありません。

 

選択肢2. 患者の表情

患者の表情は、他者が観察することができる客観的な情報です。

例えば、苦痛や不安の表情を読み取ることで、患者の状態を客観的に把握することができます。

 

選択肢3. 患者の痛みの訴え

患者の痛みの訴えは、主観的情報です。

痛みは患者本人しか感じることができないため、他者が直接確認することはできません。

 

選択肢4. 患者の病気に対する思い

患者の病気に対する思いは、患者の内面的な感情や考えに基づくため、主観的情報に該当します。

他者が観察や測定によって確認できる情報ではありません。

 

まとめ

看護過程における客観的情報とは、他者が観察や測定を通じて確認できる情報です。

患者の表情は客観的に観察できるため、客観的情報として分類されます。

対照的に、家族の意見や患者の痛みの訴え、病気に対する思いは、主観的な情報に分類されます。

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