看護師 過去問
第113回
問139 (午後 問19)

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問題

看護師国家試験 第113回 問139(午後 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

男性の導尿でカテーテルを挿入するとき、体幹に対する頭部側からの挿入角度はどれか。
  • 0〜10度
  • 40〜50度
  • 80〜90度
  • 120〜130度

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3 80〜90度です

尿道壁や膀胱壁を傷つけない角度を考えましょう

カテーテルを挿入する際は陰茎を90度にすることが推奨されています。

男性の場合は、尿道がS字に屈曲しているため、陰茎を90度に引き上げてカテーテルを挿入し、

その後60度の角度に戻してさらに挿入します。

選択肢1. 0〜10度

男性の場合は、尿道がS字に屈曲しているため、陰茎を90度に引き上げてカテーテルを挿入し、

その後60度の角度に戻してさらに挿入します。

 

そのため0〜10度は不適切です。

選択肢2. 40〜50度

男性の場合は、尿道がS字に屈曲しているため、陰茎を90度に引き上げてカテーテルを挿入し、

その後60度の角度に戻してさらに挿入します。

 

そのため40〜50度は不適切です。

選択肢3. 80〜90度

男性の場合は、尿道がS字に屈曲しているため、陰茎を90度に引き上げてカテーテルを挿入し、

その後60度の角度に戻してさらに挿入します。

 

そのため80〜90度は適切です。

選択肢4. 120〜130度

男性の場合は、尿道がS字に屈曲しているため、陰茎を90度に引き上げてカテーテルを挿入し、

その後60度の角度に戻してさらに挿入します。

 

そのため120〜130度は不適切です。

まとめ

普段血尿が見られない患者で血尿が観察された際は、膀胱損傷や尿道損傷が疑われます。

その際は、直ちにカテーテルを抜去することが求められます。

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02

男性の導尿では、カテーテル挿入時に陰茎を腹壁に対して直角(90度)に保持し、やや抵抗を感じる部分に当たったら陰茎を大腿部に傾ける(60度)ことが重要です。

選択肢1. 0〜10度

カテーテル挿入時は、陰茎を腹壁に対して直角(90度)に保持しておく必要があるため、この選択肢は適切ではありません。

選択肢2. 40〜50度

カテーテル挿入時は、陰茎を腹壁に対して直角(90度)に保持しておく必要があるため、この選択肢は適切ではありません。

選択肢3. 80〜90度

カテーテル挿入時は、陰茎を腹壁に対して直角(90度)に保持しておく必要があり、この選択肢は適切です。

選択肢4. 120〜130度

カテーテル挿入時は、陰茎を腹壁に対して直角(90度)に保持しておく必要があるため、この選択肢は適切ではありません。

まとめ

陰茎を体幹に対して垂直に持ち上げることで、尿道のS字状のカーブがまっすぐになるため、無理なくカテーテルを挿入することができます。

参考になった数0

03

正解は「80〜90度」です。

男性の導尿では、陰茎を体幹に対して垂直に近い角度(80〜90度)に持ち上げ、カテーテルを挿入します。

この角度で挿入することにより、尿道のS字状のカーブがまっすぐになり、カテーテルがスムーズに進むためです。

 

選択肢1. 0〜10度

0〜10度は、体幹に対して非常に水平に近い角度です。

この角度では尿道のカーブに沿わず、カテーテルをスムーズに挿入することが困難です。
 

選択肢2. 40〜50度

40〜50度は中間的な角度ですが、まだ尿道のカーブを完全に矯正するには不十分です。

挿入の際に抵抗が生じる可能性があります。

 

選択肢3. 80〜90度

80〜90度は、導尿時に推奨される角度です。

陰茎を体幹に対して垂直に持ち上げることで尿道がまっすぐになり、カテーテルを無理なく進めることができます。

正しい挿入角度として、この選択が最も適切です。

 

選択肢4. 120〜130度

120〜130度は、尿道に無理な力がかかる角度であり、導尿時に不適切です。


 

まとめ

男性の導尿では、カテーテルを安全に挿入するために、陰茎を体幹に対して垂直に近い80〜90度の角度に持ち上げることが重要です。

これにより、尿道のカーブが矯正され、スムーズな挿入が可能になります。

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