看護師の過去問
第113回
午後 問24

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問題

看護師国家試験 第113回 午後 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

側臥位における褥瘡の好発部位はどれか。
  • 後頭部
  • 耳介部
  • 仙骨部
  • 肩甲骨部

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この過去問の解説 (2件)

01

褥瘡は、骨が突出している部位に圧力がかかり血流が阻害されることで、皮膚や組織が壊死することによって生じます。

それぞれの体位によって、どの部位に圧力がかかるかをイメージしましょう。

選択肢1. 後頭部

後頭部は、仰臥位半座位時の褥瘡の好発部位です。

 

選択肢2. 耳介部

耳介部は、側臥位時の褥瘡の好発部位であるため、この選択肢は適切です。

 

側臥位時の好発部位には、耳介部のほかに肩峰突起部、肋骨部、腸骨部、大転子部、踵骨部、外果・内果部があります。

選択肢3. 仙骨部

仙骨部は、仰臥位半座位時の褥瘡の好発部位です。

 

選択肢4. 肩甲骨部

肩甲骨部は、仰臥位半座位車椅子座位時の褥瘡の好発部位です。

まとめ

褥瘡の予防として、一定の部位に圧力がかかるのを避けるため、2時間ごとの体位変換やクッションを使用して圧力を分散させることが大切です。


 

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02

正解は「耳介部」です。

褥瘡は、骨が突出している部位に圧力がかかることで血流が阻害され、皮膚や組織が壊死することによって生じます。

 

選択肢1. 後頭部

後頭部は仰臥位(あお向けに寝た姿勢)で圧力がかかる部位ですが、側臥位では体重がかからないため、褥瘡の好発部位ではありません。

 

選択肢2. 耳介部

側臥位では耳介部が圧迫されやすく、骨が浅く皮膚に近いため、褥瘡のリスクが高い部位です。

長時間同じ体位で過ごすと血流が阻害され、褥瘡が発生しやすくなります。

 

選択肢3. 仙骨部

仙骨部は仰臥位で褥瘡が好発する部位ですが、側臥位では圧力がかかりにくいため、好発部位とは言えません。

 

選択肢4. 肩甲骨部

肩甲骨部も仰臥位で圧力がかかりやすい部位ですが、側臥位では圧力がかからず、褥瘡の好発部位ではありません。

 

まとめ

側臥位における褥瘡の好発部位は耳介部です。

耳介部は側臥位で体重が直接かかりやすい部位であり、褥瘡のリスクが高まります。

体位変換や適切なクッションの使用で圧力を分散させることが重要です。

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