看護師の過去問
第113回
午後 問30
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問題
看護師国家試験 第113回 午後 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
医療機関の廃棄物とバイオハザードマークの色の組合せで正しいのはどれか。
- 固体状の放射性廃棄物 ―――――― 黒色
- 注射針などの鋭利な廃棄物 ―――― 赤色
- 血液などの液状、泥状の廃棄物 ―― 黄色
- 血液の付着したガーゼの廃棄物 ―― 橙色
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この過去問の解説 (2件)
01
感染性廃棄物は、種類別に色分けされているバイオハザードマークが表示された容器に廃棄する必要があります。
医療用放射性廃棄物は、日本アイソトープ協会に処理を依頼する必要があり、バイオハザードマークが表示された容器に廃棄してはいけません。
注射針などの鋭利な廃棄物は、黄色のバイオハザードマークが表示された容器に廃棄する必要があります。
よって、この選択肢は適切ではありません。
血液などの液状、泥状の廃棄物は、赤色のバイオハザードマークが表示された容器に廃棄する必要があります。
よって、この選択肢は適切ではありません。
血液の付着したガーゼなどの廃棄物は、橙色のバイオハザードマークが表示された容器に廃棄するため、この選択肢は適切です。
医療機関の廃棄物とバイオハザードマークに関する問題は、国家試験においてよく出題されているため、それぞれの色が何に該当しているのかを整理し、正しく判断できるようにしておきましょう。
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02
正解は「注射針などの鋭利な廃棄物 ― 赤色」です。
医療機関で発生する廃棄物の中でも、鋭利なもの(注射針やメスなど)は感染リスクが高いため、赤色のバイオハザードマークが使用されます。
バイオハザードマークの色は廃棄物の種類やリスクに応じて異なり、それぞれ対応する色が決まっています。
放射性廃棄物には、バイオハザードマークではなく、放射能に関する特別な規定があります。
黒色は通常、感染リスクのない一般廃棄物に使用されます。
鋭利な医療廃棄物(注射針、メスなど)は、感染性廃棄物として特にリスクが高いため、赤色のバイオハザードマークが使用されます。
これは、廃棄物の扱いに注意が必要なことを示しています。
液状・泥状の血液や体液が含まれる廃棄物には、通常赤色またはオレンジ色のバイオハザードマークが使用されます。
黄色は通常、病原性微生物を含む廃棄物に使用されますが、血液そのものには適用されません。
血液が付着したガーゼなどの汚染物は、橙色のバイオハザードマークで廃棄します。
感染性のリスクがあるため、鋭利なものと同じく感染廃棄物に分類されます。
医療機関で発生する廃棄物は、その感染リスクや危険性に応じて、バイオハザードマークの色で区別されます。
これにより、適切な取り扱いが促進され、医療従事者や環境に対するリスクが最小化されます。
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