看護師の過去問
第113回
午後 問53
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問題
看護師国家試験 第113回 午後 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
新生児マススクリーニング検査(先天性代謝異常等検査)で正しいのはどれか。
- 対象疾患数は5である。
- 唾液を用いた検査である。
- 早期新生児期に実施される。
- 治療法が確立していない疾患を対象とする。
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この過去問の解説 (2件)
01
新生児マススクリーニング検査は、先天性代謝異常などの疾患を早期に発見し、適切な治療を行うことで新生児の健康を守るために行われる重要な検査です。
この検査について、どの選択肢が正しいかを考えてみましょう。
不正解:
新生児マススクリーニングの対象疾患数は、国や地域によって異なりますが、一般的には5以上の疾患が対象となっています。
日本では、現在20種類以上の疾患がスクリーニングの対象となっています。
不正解:
新生児マススクリーニングは、通常、かかとから採取した少量の血液を用いて行われます。
唾液ではなく、血液を用いることで、代謝異常を含む様々な疾患の早期発見が可能です。
正解:
新生児マススクリーニングは、通常、生後4日から7日以内の早期新生児期に実施されます。
この時期に検査を行うことで、早期に疾患を発見し、迅速に治療を開始することができます。
不正解:
新生児マススクリーニングの対象となる疾患は、早期発見によって治療が可能であり、適切な治療を行うことで予後が改善する疾患です。
治療法が確立していない疾患は通常、スクリーニングの対象とはなりません。
新生児マススクリーニング検査は、早期新生児期に実施され、早期発見によって治療が可能な疾患を対象としています。
これにより、新生児の健康を守り、将来的な合併症を防ぐことができます。
検査は血液を用いて行われ、対象疾患数は5以上であることが一般的です。
したがって、「早期新生児期に実施される」が正しい選択肢です。
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02
正解は「早期新生児期に実施される」です。
新生児マススクリーニング検査は、生後間もない段階で実施されることで、先天的な代謝異常などの早期発見と治療が可能となり、新生児の健康リスクを減らすことを目的としています。
生後4~7日目の早期新生児期に、足のかかとから採血して行われる血液検査です。
現在の新生児マススクリーニングでは、7種類以上の先天性代謝異常などが対象となっています。
対象疾患数は、従来の5つから拡充されています。
新生児マススクリーニングでは、血液検体を使用します。
通常、足のかかとから採血され、唾液は使用されません。
正解。
新生児マススクリーニングは、生後4〜7日目の早期新生児期に行われることが推奨されています。
この時期に実施することで、疾患が発症する前に早期発見・早期治療が可能です。
マススクリーニングの対象となる疾患は、治療法や対処法があるものが基本です。
早期に治療を始めることで、症状の進行や合併症を防げる疾患が対象となります。
新生児マススクリーニングは、生後早期に血液を採取して実施され、現在では7種類以上の代謝異常や内分泌疾患が対象です。
治療可能な疾患の早期発見を目的としており、適切な時期に介入することで新生児の健康状態の改善が期待できます。
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