看護師 過去問
第114回
問155 (午後 問35)

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問題

看護師試験 第114回 問155(午後 問35) (訂正依頼・報告はこちら)

嚥下障害を評価する改訂水飲みテストで正しいのはどれか。
  • 嚥下後10秒間で評価する。
  • 嚥下後の呼吸状態を評価する。
  • 嚥下動作の準備期を評価する。
  • 80mLの水で嚥下状態を評価する。

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この過去問の解説 (1件)

01

改訂水飲みテストは3mlの冷水を嚥下させ、嚥下機能を評価する方法です。冷水3mlをシリンジで吸い上げ、口腔底に注ぎ患者さんに嚥下してもらいます。その後発声してもらい、その様子を5段階で評価します。むせや湿声がある場合は、機器による嚥下機能の精査が必要になります。

選択肢1. 嚥下後10秒間で評価する。

不正解

時間の評価はありません。反復唾液嚥下テストでは30秒間に何回唾液を飲み込めるか確認します。

選択肢2. 嚥下後の呼吸状態を評価する。

正解

むせ呼吸状態の変化の有無を確認します。

選択肢3. 嚥下動作の準備期を評価する。

不正解

咽頭期の障害の評価になります。嚥下期は先行期→準備期→口腔期→咽頭期→食道期の5期の嚥下プロセスに分けられます。

選択肢4. 80mLの水で嚥下状態を評価する。

不正解

シリンジで冷水3mlを使用する。「30ml水飲みテスト」という方法もあるので間違えないように注意しましょう。

まとめ

嚥下障害の評価方法はいくつかありますので混在して覚えないように注意しましょう。

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