看護師 過去問
第114回
問229 (午後 問109)

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問題

看護師試験 第114回 問229(午後 問109) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断され、入院後に分娩した。
Aさんの分娩経過を以下に示す。

2時00分 陣痛周期10分
5時30分 入院
15時00分 分娩室入室
15時30分 子宮口全開大
15時40分 自然破水
16時20分 児娩出
16時30分 胎盤娩出
18時30分 帰室

Aさんの分娩所要時間はどれか。
  • 13時間00分
  • 14時間20分
  • 14時間30分
  • 16時間30分

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい選択肢:14時間30分
陣痛が始まった時刻(2時00分)から胎盤が出た時刻(16時30分)までを合計すると、分娩にかかった時間は14時間30分になります。

選択肢1. 13時間00分

2時00分→15時00分を13時間と誤って区切ると胎盤娩出までの時間が含まれません。

選択肢2. 14時間20分

2時00分→16時20分を計算していますが、胎盤娩出(16時30分)を10分分足し忘れています。

選択肢3. 14時間30分

2時00分→16時30分までを正しく足すと14時間と30分になります。

選択肢4. 16時間30分

2時00分→18時30分(帰室時刻)まで数えてしまうと、分娩後の経過観察時間が含まれてしまいます。

まとめ

分娩所要時間は、陣痛発来(10分間隔の規則的な陣痛開始)から胎盤が出るまでを数えます。

Aさんの場合は 2時00分 → 16時30分 なので、14時間30分が正しい計算結果です。

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