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公認心理師の過去問 第1回(2018年) 午前 問53

問題

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裁判員裁判について、正しいものを2つ選べ。
   1 .
原則として、裁判官3人と国民から選ばれた裁判員6人の計9人で行われる。
   2 .
被告人が犯罪事実を認めている事件に限り審理し、量刑のみを判決で決める。
   3 .
裁判員は判決前には評議の状況を外部に漏らしてはいけないが、判決以降は禁止されていない。
   4 .
職業裁判官と裁判員が評議をつくしても全員の意見が一致しない場合、多数決の方式を採用して評決する。
   5 .
地方裁判所の裁判員裁判の決定に不服があって高等裁判所で審理をされる場合も裁判員裁判をしなければならない。
( 公認心理師試験 第1回(2018年) 午前 問53 )
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この過去問の解説 (2件)

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正解は、1と4です。

裁判員裁判とは、国民の中から選ばれる裁判員が刑事裁判に参加する制度です。裁判員は、法廷で行われる審理に立ち会い、裁判官とともに被告人が有罪か無罪か、有罪の場合はどのような刑にするのか判断します。
(裁判員制度 https://www.saibanin.courts.go.jp/index.htmlより引用)

1.→公判のときは、裁判官3人が真ん中に座り、その両隣に3人ずつ、国民の中から選ばれた裁判員が座ります。国民の中から選ばれた裁判員は6名です。よって、1は正しいです。

2.→裁判員裁判では、被告人が犯罪事実を認めていない刑事事件に関しても審理するため、2は誤りです。

3.→裁判員は、判決以降も秘密保持を守らなくてはなりません。よって、3は誤りです。

4.→評議は全員一致を目指して議論をしますが、どうしても全員一致に至らない場合は、多数決による評決を行います。よって、4は正しいです。

5.→裁判員裁判が適用される事件は、「地方裁判所で行われる刑事事件」のうち、殺人罪、傷害致死罪、強盗致死傷罪、現住建造物等放火罪 、 身代金目的誘拐罪など、一定の重大な犯罪についての裁判です。高等裁判所での審理では裁判員裁判は行われません。よって、5は誤りです。

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裁判員制度は、司法制度改革において、国民が司法に参加する流れの中で制度化されました。
その対象は、地方裁判所で行われる一定の刑事事件です。
原則として裁判官3人と裁判員6人の合議で行われ、意見が一致しない場合は多数決が適用されることもあります。
裁判の中で、裁判員は事実認定や法令の適用、刑の量刑を判断します。
また、裁判員の秘密の保持は、判決以降も適用されます。

以上により、1と4が正しいです。

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