公認心理師の過去問
第1回(2018年)
午後 問88

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第1回(2018年) 午後 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

視床下部の機能として、正しいものを1つ選べ。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

視床下部は、甲状腺、副腎皮質、性腺といった内分泌腺を刺激するホルモンを分泌する上位の内分泌器官となります。視床下部は、体温調節、摂食行動、睡眠や覚醒、ストレスへの応答、生殖行動など非常に多くの行動を調節しています。

1.→運動協調の調節は、小脳で行われます。よって、1は誤りです。

2.→摂食行動の調節は、視床下部が役割を担っています。よって、2は正解です。

3.→対光反射の中枢は、後頭葉です。よって、3は誤りです。

4.→体性感覚の中継は、頭頂葉が担っています。よって、4は誤りです。

5.→短期記憶の形成は、海馬が担っています。よって、5は誤りです。

参考になった数82

02

視床下部の働きは、体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒など多岐にわたります。よって正解は2です。

1は小脳の働き、5は海馬の働きです。また、対光反射の中枢は後頭葉に、体性感覚の中継は頭頂葉にありますから、3と4も不正解です。

参考になった数49

03

以下に解説します。

選択肢2. 摂食行動の調節

正しいです。

視床下部は、摂食行動、体温調節、睡眠、情動などの基本的な生理的機能を調節する重要な脳部位です。視床下部は、体内のエネルギーバランスを維持するために食欲や摂食行動を調節します。摂食行動の調節は、視床下部が空腹感や満腹感を感じ取り、摂食行動を促進または抑制することによって行われます。

参考になった数0