問題
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5歳の男児。父母からの身体的虐待とネグレクトを理由に、1週間前に児童養護施設に入所した。入所直後から誰彼構わず近寄り、関わりを求めるが、関わりを継続できない。警戒的で落ち着かず、他児からのささいなからかいに怒ると鎮めることが難しく、他児とのトラブルを繰り返している。着替え、歯磨き、洗面などの習慣が身についていない。眠りが浅く、夜驚がみられる。
このときの施設の公認心理師が最初に行う支援として、最も適切なものを1つ選べ。
このときの施設の公認心理師が最初に行う支援として、最も適切なものを1つ選べ。
1 .
眠りが浅いため、医師に薬の処方を依頼する。
2 .
心的外傷を抱えているため、治療として曝露療法を開始する。
3 .
気持ちを自由に表現できるよう、プレイルームでプレイセラピーを開始する。
4 .
趣味や嗜好を取り入れて、安心して暮らせる生活環境を施設の養育者と一緒に整える。
5 .
年齢相応の基本的な生活習慣が身につくよう、施設の養育者と一緒にソーシャルスキルトレーニング<SST>を開始する。
( 公認心理師試験 第1回(2018年) 午後 問143 )