公認心理師 過去問
第3回(2020年)
問39 (午前 問39)
問題文
H.Gardnerが多重知能理論で指摘した知能に含まれるものとして、不適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第3回(2020年) 問39(午前 問39) (訂正依頼・報告はこちら)
H.Gardnerが多重知能理論で指摘した知能に含まれるものとして、不適切なものを1つ選べ。
- 空間的知能
- 言語的知能
- 実用的知能
- 対人的知能
- 論理数学的知能
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
H.Gardnerの多重知能理論では、「言語的知能」「論理数学的知能」「音楽的知能」「身体運動的知能」「空間的知能」「対人的知能」「内省的知能」「博物学的知能」の8つが挙げられています。
3の「実用的知能」は含まれていないので、3が不適切です。
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02
正答は3です。
ガードナーによって提唱された多重知能理論によれば、知能は1つではなく多数の知能から複合的に成り立っていると考えられています。
主に「(5)論理・数学的知能」・「(2)言語的知能」・「運動感覚的知能」・「音楽的知能」・「(1)空間的知能」・「(4)対人的知能」「博物学的知能(自然環境など多様な物事を分類し関連付ける知能)」・「内省的知能」などが挙げられています。
「(3)実用的知能」は含まれていません。
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03
この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。多重知能理論の8つの知能について問われています。
では、問題を見てみましょう。
視覚・空間的知能は、含まれていますので適切です。物の形や空間に関する理解能力を示しています。
いわゆる言語能力のことですので、適切です。
正解です。
この知能は、知能の三元論(ロバート・スタンバーグ提唱)で述べられる考え方です。
他者との関係構築のための知能は含まれていますので、適切です。
物事を論理的に捉えたり、数字を扱うことの知能は含まれていますので、適切です。
そのほか、音楽・リズム的知能,身体・運動的知能,内省的知能,博物的知能,があります。知能に関する分類、理論は類似していますし、日本語訳でなおのこと戸惑いやすいので、原語も含めて理解しておきましょう。
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