公認心理師 過去問
第4回（2021年）
問44 (午前 問44)

好中球は、マクロファージ（単球が血液外に出たもの）とともに体内に侵入した細菌を攻撃し貪食する、免疫機能にとって大切な白血球です。

赤血球の主な役割は、酸素を運ぶ役割をもったヘモグロビンを、肺を経由して全身に運搬することであり、免疫担当細胞には含まれません。

B細胞は、T細胞の司令を受けて抗体を産生し、外敵を解体したり、侵入を防ぐ役目を果たすリンパ球です。

また、B細胞は入ってきた抗原を記憶する役割を持つリンパ球です。

T細胞は、病原菌やウイルスなどの外敵を排除するために免疫に関わる各種細胞に向けて発信する、司令塔となるリンパ球です。

「赤血球」は含まれませんので、この問題での正答となります。

白血球の一種で、菌に感染しないように防衛するために働くので、適切です。

白血球の一種で、細菌を取り込み感染しないように防衛する主軸の一つですので、適切です。

正解です。

酸素を全身に運ぶ役割を持ち、免疫機能はありません。

リンパ球の一種で、病原体を取り除くために、抗体を作る細胞ですので、適切です。

リンパ球の一種で、感染した細胞を取り除く役割を持つため、適切です。