公認心理師の過去問
第4回(2021年)
午後 問99
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問題
公認心理師試験 第4回(2021年) 午後 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
教育評価について、最も適切なものを1つ選べ。
- 教育評価は、全国統一の基準に基づく。
- カリキュラム評価は、ルーブリックに基づく。
- カリキュラム評価の対象には、部活動が含まれる。
- 教育評価の対象には、潜在的カリキュラムが含まれる。
- カリキュラム評価の対象には、学習者の学習・成長のプロセスが含まれる。
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この過去問の解説 (2件)
01
選択肢①「全国統一の基準」ですが、何のことを指しているのかいるのか疑問ですが、いずれにしても教育評価として画一的な基準を設定することはしませんね。
×です。
選択肢②「ルーブリック」は、教育評価として語られる内容ですね。
カリキュラム評価ではありませんから×です。
ちなみにポートフォリオ評価も、次世代の評価手段として要チェックです。
選択肢③「部活動」は、学習指導要領では「教育課程」と呼ばれる内容と、「教育課程外」と呼ばれる内容で構成されていますが、部活動は、「教育課程外」の活動であることが示されています。
×です。
選択肢④「潜在的カリキュラム」は、気づきづらい社会や学校の価値観・風土が教育内容にも影響を与えていることであり、教員の世界では「隠れたカリキュラム」とも呼ばれています。
教育評価の対象とされているとは教育界もよい意味で変わりました。〇です。
選択肢➄「カリキュラム評価の対象には、学習者の学習・成長のプロセスが含まれる。」ではなく、「学習者の学習・成長のプロセス」は教育評価の対象です。
×です。
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02
教育評価とは、教育の質を評価するための方法や手段のことです。教育の成果や効果、教育プログラムの内容や効果などを評価することで、教育の改善や質の向上を図ることができます。
教育評価には、様々な種類があります。例えば、カリキュラム評価や学習評価、学校評価、などがあります。それぞれの評価には、その評価項目や評価方法が異なります。
教育評価は、地域によっても評価の基準が異なることがあります。また、国が統一的に教育評価の基準を定めることは、現実的ではありません。
ルーブリックとは、評価基準を明確化する文章で記述される評価ツールです。教育評価において、ルーブリックを使用することで、評価の客観性を高めることができます。しかし、カリキュラム評価より学習評価にふさわしいものです。
部活動は、学校によって扱いが異なるため、一概に全ての学校で評価の対象になるとは限りません。学習指導要領では部活動は教育課程外とされています。
潜在的カリキュラムとは、教育現場での日常的な生活や活動を通じて、生徒が学ぶことのできる非公式な教育のことです。教育評価においても、潜在的カリキュラムは重要な要素となります。
「学習者の学習・成長のプロセス」は教育評価の対象ですが、カリキュラム評価の対象ではありません。
教育評価の中に様々な評価があり、その中にカリキュラム評価が含まれるという理解が必要です。また、カリキュラム評価以外の評価についても理解しておきましょう。
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