公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午前 問48
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午前 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律<障害者総合支援法>に基づく地域移行支援の対象者として、正しいものを2つ選べ。
- 拘置所に収容されている障害者
- 児童福祉施設に通所している障害者
- 少年鑑別所に収容されている障害者
- 療養介護を行う病院に入院している障害者
- 地域活動支援センターに通所している障害者
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
正解は1と4です。
障害者総合支援法における地域移行支援とは、「障害者支援施設等及び精神科病院に入所・入院している障害者に対して、住居の確保や障害福祉サービスの体験利用・体験宿泊のサポートなど地域生活へ移行するための支援を行うもの」と厚生労働省は定めています。
1.→〇
矯正施設(刑務所、少年刑務所、拘置所、少年院)に入所している障害者も地域移行支援の対象者となります。
2.→✖
通所している障害者は対象となりません。
3.→✖
矯正施設のなかで対象となるのは上述の通り、刑務所、少年刑務所、拘置所、少年院になります。少年鑑別所は含まれていません。
4.→〇
障害者支援施設、のぞみの園又は療養介護を行う病院に入所している障害者は対象となります。
5.→✖
上述の通り、通所している障害者は対象となりません。また、地域活動支援センターとは「障害者等を通わせ、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等の便宜を供与する障害者総合支援法上の施設」と厚生労働省は定めています。地域移行支援の趣旨とは異なります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
正解は1と4です。
地域移行支援とは障害者支援施設や児童福祉施設に入所している障害者、療養介護を行う病院に入院している障害者に対して行う、地域で生活するための支援のことです。近年、保護施設や矯正施設に入所している障害者も対象となりました。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問47)へ
第1回 追加試験(2018年)問題一覧
次の問題(問49)へ