公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問87
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問87 (訂正依頼・報告はこちら)
聴覚障害について、正しいものを1つ選べ。
- 伝音難聴は内耳の疾患によって生じる。
- 日本手話には日本語に対応した文法と単語がある。
- 人工内耳植込術後、速やかに聴力の改善がみられる。
- 発音指導は教育課程において自立活動の領域で行われる。
- 補聴器で音の聞き分けが改善しやすいのは感音難聴である。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は4です。
1.→×
伝音難聴は中耳、外耳の疾患によって生じるものです。
2.→×
日本語に対応した文法と単語があるのは日本語手話です。日本では、日本語手話と日本手話が使用されています。
3.→×
術後すぐに改善するのではなく、リハビリや器具の調整を行います。
4.→○
自立活動とは特別支援学級で行われる自立した生活を送るために学ぶ教育課程です。
5.→×
感音難聴は内耳の疾患によって生じるものです。音を神経系に伝えることができないので、補聴器で聞き分けることは難しいです。
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02
聴覚は、外耳、中耳、内耳を経て、外部の刺激を大脳の一次聴覚野へ伝えることで生じる感覚です。
伝音難聴は、主に中耳、外耳に原因があって起こります。
内耳の疾患によって生じるのは、感音難聴です。
日本語に対応した文法と単語があるのは、日本語対応手話です。
人工内耳植込術後の聴力の改善には、個人差があります。
リハビリを通して徐々に聞き取れるようになることが多いです。
教育の場では、発音指導は、教育課程において自立活動の領域で行われます。
補聴器で音の聞き分けが改善しやすいのは、伝音難聴です。
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