公認心理師の過去問
第5回 (2022年)
午後 問20

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問題

公認心理師試験 第5回 (2022年) 午後 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

依存症者の家族や友人を主な対象とする自助グループに該当するものを1つ選べ。
  • 断酒会
  • ダルク〈DARC〉
  • アラノン〈Al−Anon〉
  • ギャンブラーズ・アノニマス〈GA〉
  • アルコホーリクス・アノニマス〈AA〉

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この過去問の解説 (3件)

01

依存症の人やその周囲の人たちが自発的に集まり、同じ問題を乗り越えようと支え合うグループを、自助グループといいます。自助グループの中でも、当事者の家族や友人を対象とする自助グループを選択します。

選択肢1. 断酒会

断酒会は、主にアルコール依存症者を対象とした自助グループです。

選択肢2. ダルク〈DARC〉

ダルクは、主に薬物依存症者を対象とした自助グループです。

選択肢3. アラノン〈Al−Anon〉

アラノンは、主にアルコール依存症者の家族と友人を対象とした自助グループです。そのため、正解になります。

選択肢4. ギャンブラーズ・アノニマス〈GA〉

ギャンブラーズ・アノニマスは、主にギャンブル依存症者を対象とした自助グループです。

選択肢5. アルコホーリクス・アノニマス〈AA〉

アルコホーリクス・アノニマスは、主にアルコール依存症者を対象とした自助グループです。

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02

同じ問題を抱えた人同士が集まり、ミーティングなどを通じて支え合う団体を自助グループと言います。ミーティングでは、自身の体験や気持ちを語り、互いに聴き合う事が基本です。問題や対象者によって、様々なグループがあります

選択肢1. 断酒会

誤答です。断酒会は、アルコール依存症や問題飲酒などの酒に関する問題から回復し、更生するための自助グループです。本人だけでなく、家族や関係者も入会する事ができます。

選択肢2. ダルク〈DARC〉

誤答です。薬物依存となっている本人の回復、自立をするための援助をする民間の施設です。主に薬物依存症から回復された方が運営されています。

選択肢3. アラノン〈Al−Anon〉

正解です。アルコール依存の問題を持つ人の家族、友人の自助グループです。

選択肢4. ギャンブラーズ・アノニマス〈GA〉

誤答です。ギャンブルを止めようとする人同士の自助グループです。

選択肢5. アルコホーリクス・アノニマス〈AA〉

誤答です。アルコール依存者自身が、断酒とその継続をするための自助グループです。

まとめ

自助グループには、依存の問題だけでなく、疾患や辛い体験などについて扱うグループもあります。カウンセリング場面で情報提供できる事もありますので、地域にある自助グループやその特徴を把握しておく事も大切です。

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03

自助グループに関する設問です。

選択肢1. 断酒会

断酒会(だんしゅかい)は、アルコール依存症の当事者やその家族・関係者のための自助グループです。

選択肢2. ダルク〈DARC〉

ダルクは、薬物依存症の当事者のための自助グループです。

選択肢3. アラノン〈Al−Anon〉

アラノンは、アルコール依存症の方の家族や友人のための自助グループです。

選択肢4. ギャンブラーズ・アノニマス〈GA〉

ギャンブーズ・アノニマスは、ギャンブル依存症の当事者のための自助グループです。

選択肢5. アルコホーリクス・アノニマス〈AA〉

アルコホリック・アノニマスは、アルコール依存症の当事者やその家族・関係者のための自助グループです。

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