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公認心理師の過去問 第5回 (2022年) 午後 問53

問題

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我が国の里親制度に関する説明として、正しいものを2つ選べ。
   1 .
養子縁組里親は、家庭裁判所の審判により決定される。
   2 .
親族里親は、祖父母等の親族が養育を行う里親制度である。
   3 .
全ての里親は、子どもの日常生活にかかる費用の支給を受ける。
   4 .
養育里親は、法律上の親子関係を成立させることを目的とする。
   5 .
専門里親は、児童相談所に付設する施設において、子どもの保護を行う。
( 公認心理師試験 第5回 (2022年) 午後 問53 )
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この過去問の解説 (2件)

5

この問題の正解は、親族里親は、祖父母等の親族が養育を行う里親制度である。 と

全ての里親は、子どもの日常生活にかかる費用の支給を受ける。 です。

各選択肢については以下の通りです。

選択肢1. 養子縁組里親は、家庭裁判所の審判により決定される。

誤りです。養子縁組里親は児童相談所によって決定されます。

選択肢2. 親族里親は、祖父母等の親族が養育を行う里親制度である。

正しいです。親族里親は、実親が死亡、行方不明、入院、拘禁などの理由で養育できない児童を祖父母等の親族が養育する制度です。

選択肢3. 全ての里親は、子どもの日常生活にかかる費用の支給を受ける。

正しいです。児童福祉法第五十条に記載があります。

選択肢4. 養育里親は、法律上の親子関係を成立させることを目的とする。

誤りです。本選択肢の内容は養子縁組里親に該当し、養育里親は要保護児童の養育を目的としています。

選択肢5. 専門里親は、児童相談所に付設する施設において、子どもの保護を行う。

誤りです。専門里親が児童相談所に付設する施設で養育するという指定はありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

里親制度とは、様々な理由で実の親と暮らす事のできない子どもを、自分の家庭へ迎え入れて養育するものです。

子どもを自分の家庭で養育する人を里親と言います。

選択肢1. 養子縁組里親は、家庭裁判所の審判により決定される。

誤りです。

家庭裁判所の審判ではなく、児童相談所が決定をします。

児童相談所が里親へ子どもを紹介し、3~4か月間の交流期間を経て、里親の考えや子どもの状況を総合的に検討して決定されます。

選択肢2. 親族里親は、祖父母等の親族が養育を行う里親制度である。

正解です。

実親が死亡した、行方不明になっているなど、子どもの養育が難しい場合に、祖父母等の親族が養育する場合を言います。

選択肢3. 全ての里親は、子どもの日常生活にかかる費用の支給を受ける。

正解です。

子どもの生活費、学校教育費、医療費、里親手当などの支給があります。

選択肢4. 養育里親は、法律上の親子関係を成立させることを目的とする。

誤りです。

養育里親は、一定期間、子どもを自分の家庭で養育するものであり、法律上の親子関係の成立を目的とはしていません。

選択肢5. 専門里親は、児童相談所に付設する施設において、子どもの保護を行う。

誤りです。

専門里親とは、虐待を受けた、非行傾向がある、障害があるなどの理由により、専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親を指します。

まとめ

子どもに関わる現場で働く場合、公認心理師も里親さんや養育されている子どもに出会う事があります。

基本的な制度を把握しておくと、その家庭や子どもについて理解しやすくなりますので、学んでおく事が大切です。

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