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公認心理師の過去問 第6回 (2023年) 午前 問9

問題

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学習の転移の具体例として、最も適切なものを1つ選べ。
   1 .
給食の時間に流れていた音楽が聞こえると、お腹が鳴る。
   2 .
フランス語の授業の後に英語の授業があると、発音を間違えてしまう。
   3 .
隣家から怒鳴り声が聞こえてから、小さな物音がするだけでも気になるようになった。
   4 .
目覚めに効果的なアラーム音を設定したが、1か月後には起きられなくなってしまった。
   5 .
学校という場所が苦手であったが、大学生になり大学のキャンパスではリラックスできている。
( 公認心理師試験 第6回 (2023年) 午前 問9 )
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この過去問の解説 (1件)

3

学習の転移とは、ある状況で学習されたことが他の学習状況にも影響を与えることを言います。

そのため正解は、「フランス語の授業の後に英語の授業があると、発音を間違えてしまう。」となります。

選択肢1. 給食の時間に流れていた音楽が聞こえると、お腹が鳴る。

これは古典的条件付けの例です。

給食(無条件刺激)の時間におなかが鳴る(無条件反射)という状態に、給食音楽(中性刺激)が対提示されたことで、給食音楽(条件刺激)とおなかが鳴る(条件反射)が条件付けされた状態です。

選択肢2. フランス語の授業の後に英語の授業があると、発音を間違えてしまう。

学習の転移として、適切な例です。

選択肢3. 隣家から怒鳴り声が聞こえてから、小さな物音がするだけでも気になるようになった。

これは般化の例です。

怒鳴り声が聞こえたことで「隣家の物音刺激」に対して「気になる」という反応が条件付けされ、これまで気にしていなかった小さな物音も同一の刺激として「気になる」という反応が生じるようになっています。

選択肢4. 目覚めに効果的なアラーム音を設定したが、1か月後には起きられなくなってしまった。

これは馴化の例です。

同じ刺激が繰り返されることで、その刺激による反応が弱くなっている状態です。

選択肢5. 学校という場所が苦手であったが、大学生になり大学のキャンパスではリラックスできている。

これは、環境の変化を説明しているに過ぎず、学習の転移ではありません。

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