公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午前 問32

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問題

公認心理師試験 第6回 (2023年) 午前 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

乳化作用を有し、脂肪の分解を助ける消化液として、正しいものを1つ選べ。
  • 唾液
  • 胃酸
  • 胆汁
  • 膵液
  • 腸液

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この過去問の解説 (3件)

01

消化液に関する問題です。

脂肪の分解を行うのは肝臓で作られ胆のうにためられる胆汁です。

選択肢1. 唾液

不適切です。

唾液は消化酵素アミラーゼによって炭水化物を分解します。

選択肢2. 胃酸

不適切です。

胃酸は消化酵素ペプシンによってたんぱく質を分解します。

選択肢3. 胆汁

適切です。

胆汁は消化酵素ではなく、乳化作用によって脂肪の分解を助けます。

選択肢4. 膵液

不適切です。

膵液は消化酵素アミラーゼ・マルターゼ・トリプシン・リパーゼによって炭水化物、たんぱく質、脂肪を分解します。

選択肢5. 腸液

不適切です。

腸液は消化酵素マルターゼ・エレプシン・リパーゼによって炭水化物、たんぱく質、脂肪を分解します。

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02

消化液に関する設問です。

選択肢1. 唾液

不適切です。

唾液にはアミラーゼというでんぷんを分解する消化酵素が含まれています。

選択肢2. 胃酸

不適切です。

胃酸には、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。

選択肢3. 胆汁

適切です。

胆汁は肝臓で生成され、胆のうに一時的に保管され、脂肪の消化に関与する消化酵素です。

選択肢4. 膵液

不適切です。

膵液はすい臓から分泌される消化酵素です。

脂肪分解酵素(リパーゼ)、タンパク質分解酵素(トリプシン)、糖質分解酵素(アミラーゼ)など多数の消化酵素が出ています。

選択肢5. 腸液

不適切です。

腸液は主にタンパク質に作用して消化を助けます。

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03

消化液の働きについての問題です。

この問題の正答は「胆汁」となります。

では、選択肢を見てみましょう。

選択肢1. 唾液

誤りです。

唾液には、食べ物を食べやすくする、舌の動きをなめらかにする、細菌から体を守る、虫歯を防ぐなどの働きがあります。

選択肢2. 胃酸

誤りです。

胃酸には、胃の中の酸性を保つ、食べ物の消化や殺菌を行うなどの働きがあります。

選択肢3. 胆汁

正答です。

問題文は胆汁の説明として適切です。脂肪の分解を助けたり、老廃物を排泄したりする働きがあります。

選択肢4. 膵液

誤りです。

膵液には、食べ物の栄養分を分解する、胃で酸性になった食べ物を中和するなどの働きがあります。

選択肢5. 腸液

誤りです。

腸液には、腸にたどり着くまでに分解されなかった食べ物を最終的に消化して吸収する働きがあります。

参考になった数0