公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午前 問33

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問題

公認心理師試験 第6回 (2023年) 午前 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

発熱時に起こる身体の変化として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 呼吸数の減少
  • 心拍数の減少
  • 基礎代謝量の低下
  • 消化液分泌の抑制
  • タンパク質分解の抑制

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この過去問の解説 (3件)

01

発熱とは、体温が上がっている状態を言います。

感染症法の定義では、37.5℃以上が発熱とされています。

 

発熱の原因には、細菌やウイルスへの感染、自己免疫疾患、がん、薬剤の副作用などがあります。

 

発熱時の身体の変化として、次のようなものが挙げられます。

心拍数の増加。血圧の低下。呼吸数の増加。タンパク質分解の亢進。基礎代謝の上昇(熱感、発汗、倦怠感)。消化液分泌の抑制(胃腸機能の低下、食欲不振、嘔吐、下痢)。頭痛。めまい。

 

よって、この問題の正答は「消化液分泌の抑制」となります。

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02

発熱時には、消化液分泌が抑制され、呼吸数および心拍数が増加し、基礎代謝が亢進してタンパク質の分解が進みます。

発熱時には消化の良い食べ物の摂取が好まれることから、「消化液分泌の抑制」を選べるとよいでしょう。

選択肢1. 呼吸数の減少

上述のとおり、不適切です。

選択肢2. 心拍数の減少

上述のとおり、不適切です。

選択肢3. 基礎代謝量の低下

上述のとおり、不適切です。

選択肢4. 消化液分泌の抑制

上述のとおり、適切です。

選択肢5. タンパク質分解の抑制

上述のとおり、不適切です。

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03

発熱時における身体反応に関する設問です。

選択肢1. 呼吸数の減少

不適切です。発熱すると呼吸数が増加します。

選択肢2. 心拍数の減少

不適切です。発熱すると心拍数は増加します。

選択肢3. 基礎代謝量の低下

不適切です。発熱すると基礎代謝量は増加します。

選択肢4. 消化液分泌の抑制

適切です。

選択肢5. タンパク質分解の抑制

不適切です。

タンパク質分解が促進されます。

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