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公認心理師の過去問 第6回 (2023年) 午後 問5

問題

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データ分布の特徴を表す指標のうち、外れ値の影響を受けにくいものとして、最も適切なものを1つ選べ。
   1 .
範囲
   2 .
分散
   3 .
中央値
   4 .
平均値
   5 .
標準偏差
( 公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問5 )
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この過去問の解説 (2件)

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「外れ値」とは、集めたデータの中で、極端に大きい値、または小さい値を指します。

その影響を受けにくい指標を選択しましょう。

選択肢1. 範囲

誤りです。

範囲とは、データがどこからどこまでの間にあるかを示すものです。

外れ値がある場合、その幅が大きく広がるという影響を受けると言えます。

選択肢2. 分散

誤りです。

分散とは、データが平均の周りにどの程度ばらついているかを示すものです。

例えば、分散が小さいとは、データが平均の近くに集まっているという事になります。

外れ値がある場合、平均から離れる値が出てきますので、影響を受けると言えます。

選択肢3. 中央値

正答です。

中央値とは、データを順番に並べた場合に中央にくる値を言います。

値と値の差に関わらず、順番に並べた場合の中央ですので、外れ値があっても影響を受けにくいと考えられます。

選択肢4. 平均値

誤りです。

平均値は、全てのデータを足して、データの数で割った値です。

外れ値の一つの値によって、大きく違いが出ますので影響を受けると言えます。

選択肢5. 標準偏差

誤りです。

標準偏差とは、データが平均の周りにどの程度ばらついているかを示すものです。

分散と同じような意味合いですが、分散とは標準偏差を二乗した値を言い、計算方法が異なり、単位も変わってきます。

標準偏差は元の単位で表すため、データを読み取って考える場合には標準偏差の方が扱いやすいと言えます。

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それぞれの用語の意味を確認していきましょう。

選択肢1. 範囲

範囲(Range):データセットの最大値と最小値の差を示す指標で、データ全体の広がりを示します。よって不正解となります。

選択肢2. 分散

分散(Variance):データの散らばり具合を示す指標で、平均からの個々のデータ点の距離の二乗平均です。よって不正解となります。

選択肢3. 中央値

正解です。

外れ値の影響を受けにくい指標として中央値が選択肢の中で最も適切です。中央値はデータを小さい順に並べた際の中央に位置する値であり、データの中央傾向を示す指標です。外れ値があっても中央値はそれほど影響を受けず、データの中央的な位置を示すため、外れ値の影響を受けにくいとされます。

選択肢4. 平均値

平均値(Mean):データの合計を個数で割った値であり、データ全体の中心的な位置を表します。よって不正解となります。

選択肢5. 標準偏差
  1. 標準偏差(Standard Deviation):データの散らばり具合を示す指標で、分散の平方根であり、平均からのデータ点の平均的な距離を表します。よって不正解となります。

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