過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

公認心理師の過去問 第6回 (2023年) 午後 問38

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
裁判員裁判について、正しいものを1つ選べ。
   1 .
評議は公開で行われる。
   2 .
民事事件及び刑事事件に適用される。
   3 .
量刑は、構成裁判官の専権事項である。
   4 .
被告人の有罪・無罪は、全員一致で決しなければならない。
   5 .
裁判員は証人に対し、判断に必要な事項について質問することができる。
( 公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問38 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (2件)

2

最高裁判所の運営する裁判員制度ウェブサイト

https://www.saibanin.courts.go.jp )には

「裁判員制度は,国民の皆さんに,刑事手続のうち地方裁判所で行われる刑事裁判に参加してもらい,被告人が有罪かどうか,有罪の場合どのような刑にするのかを裁判官と一緒に決めてもらう制度」

と記述されています。

その内容について理解しておきましょう。

選択肢1. 評議は公開で行われる。

評議は非公開の中で行われます。

選択肢2. 民事事件及び刑事事件に適用される。

刑事事件に適用されます。

選択肢3. 量刑は、構成裁判官の専権事項である。

量刑に関しても裁判員と裁判官での評議によって判断されます。

選択肢4. 被告人の有罪・無罪は、全員一致で決しなければならない。

全員一致である必要はありません。

選択肢5. 裁判員は証人に対し、判断に必要な事項について質問することができる。

正しい記述です。

裁判員は刑事事件の法廷に立ち会い、証人等に質問することもできます。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

裁判員制度とは、国民の中から選ばれた裁判員が、裁判官と共に事件の審理に参加する制度です。裁判員は刑事事件の法廷(公判)に立ち合い、判決まで関わります。公判では、証拠書類の取り調べ、証人や被告人の質問が行われます。その後、事実の認定をして、被告人が有罪なのか無罪なのか、有罪ならばどのような刑にすべきかを議論し(評議)、決定します(評決)。

選択肢1. 評議は公開で行われる。

誤りです。

評議は非公開で行われます。

選択肢2. 民事事件及び刑事事件に適用される。

誤りです。

一定の重大な犯罪が対象となり、刑事事件に適用されます。一定の重大な犯罪には、殺人罪、強盗致死傷罪、危険運転致死罪などがあります。

選択肢3. 量刑は、構成裁判官の専権事項である。

誤りです。

量刑を決める際には、裁判官だけでなく裁判員も関わります。

選択肢4. 被告人の有罪・無罪は、全員一致で決しなければならない。

誤りです。

全員一致とは決まっていません。有罪の判断には、裁判員(3名)と裁判官(6名)が一人一票とし、過半数かつ裁判官と裁判員の双方の意見を含む必要があります。

選択肢5. 裁判員は証人に対し、判断に必要な事項について質問することができる。

正答です。

裁判員は、裁判長に告げた上で、証人や被告人に対して質問する事ができます。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この公認心理師 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。