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公認心理師の過去問 第6回 (2023年) 午後 問43

問題

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D. A. Andrews と J. Bonta が提唱した、犯罪リスク・ニーズ要因のセントラルエイトに含まれないものを1つ選べ。
   1 .
家族・夫婦
   2 .
個人的苦悩
   3 .
犯罪指向的交友
   4 .
レジャー・レクリエーション
   5 .
反社会的パーソナリティ・パターン
( 公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問43 )
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この過去問の解説 (2件)

2

セントラルエイトとは、犯罪行為と関連し、誘発すると考えられる次の8つの要因を示しています。

1、犯罪歴(過去の犯罪歴、初めて逮捕された年齢など)

2、反社会的パーソナリティ・パターン(衝動性や攻撃的な言動など、犯罪行為に結びつく傾向)

3、反社会的態度・認知(犯罪への親和的で肯定的な考え方、価値観など)

4、犯罪指向的交友(不良者との付き合いがあるなど)

5、家庭・夫婦(少年は家庭環境、成人は夫婦関係など)

6、学校・職場(学校や職場での対人関係や適応状況など)

7、レジャー・レクリエーション(仕事以外に反社会的ではない趣味や娯楽を持っているかなど)

8、物質乱用(アルコールや薬物の問題など)

セントラルエイトには、選択肢にある「個人的苦悩」は含まれていません。

よって、この問題では「個人的苦悩」が正答となります。

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1

犯罪者への有効な処遇を行うためのモデルであるRisk - Need - Responsivity モデル(RNRモデル)の基本を押さえておきましょう。

中核的な原則は次の3つです。

①リスク原則:再犯リスクに合わせた処遇を行う

②ニード原則:犯罪を誘発する要因を把握しその改善のための処遇を行う

③リスポンシビリティ原則:犯罪者の性質に適合した処遇方法を選ぶ

②のニード原則について、犯罪誘発要因として以下の8つを挙げ、これらはセントラルエイトと呼ばれます。

犯罪歴、犯罪指向的態度、犯罪指向的交友、

反社会的パーソナリティ・パターン、家族・夫婦、学校・仕事、

薬物やアルコールの乱用、余暇・レクリエーション

選択肢2. 個人的苦悩

よって、セントラルエイトに含まれない選択肢は「個人的苦悩」となります。

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