公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午後 問44
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問題
公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
メタボリックシンドロームを構成する病態に含まれないものを1つ選べ。
- 血圧上昇
- 脂質異常
- 内臓肥満
- 電解質異常
- 糖代謝異常
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この過去問の解説 (2件)
01
メタボリックシンドロームとは、「内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態」を指します。
(厚生労働省e-ヘルスネットより引用)
よって、「電解質異常」が含まれない選択肢となります。
メタボリックシンドロームでは高血圧がみられ、動脈硬化の危険因子となります。
メタボリックシンドロームでは脂質異常がみられ、これも動脈硬化の危険因子となります。
肥満の中でも、内臓に脂肪がたまり腹囲が大きくなる内容肥満は、高血圧などを引き起こしやすく健康リスクを増加させます。
ナトリウムやカリウムなどの恒常性が破綻した状態です。
低ナトリウム血症や高ナトリウム血症があります。
メタボリックシンドロームでは糖代謝異常がみられ、これも動脈硬化の危険因子となります。
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02
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪が蓄積し(内蔵肥満)、その働きによって異常がもたらされ、血圧上昇、脂質異常、糖代謝異常が同時に起こりやすくなっている病態を言います。血圧上昇、脂質異常、糖代謝異常のうち2つ以上で異常値となっている場合に診断されます。
メタボリックシンドロームを構成する病態に「電解質異常」は含まれません。
よって、この問題では「電解質異常」が正答となります。
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