公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午後 問66
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問題
公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
3歳の男児A。3歳児健診の際、母親Bから希望があり公認心理師Cが個別相談を実施した。Bによると、Aは小さい頃から視線の合いにくさや感覚の過敏さがみられた。また、言葉の発達を含め、コミュニケーションの困難さもみられた。Cは、Bの話やAの行動観察の結果を踏まえ、Aには定期的な療育支援の継続が必要であると考えた。
このとき考えられる、療育支援を担当する機関又はサービスとして、最も適切なものを1つ選べ。
このとき考えられる、療育支援を担当する機関又はサービスとして、最も適切なものを1つ選べ。
- 児童発達支援事業所
- 地域子育て支援拠点
- フォスタリング機関
- 放課後等デイサービス
- ファミリー・サポート・センター
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、児童に関する支援とその機関についての知識が問われています。
この問題の正答は「児童発達支援事業所」です。
では、選択肢を見てみましょう。
正答です。
児童発達支援事業所は、未就学のお子さんについて、発達支援を提供する施設です。お子さんだけでなく、家庭の支援も行ないます。
誤りです。
地域子育て支援拠点とは、保育所や児童館、公共施設などの身近な場を指しており、親子の交流や育児相談、情報提供などを行っています。
誤りです。
フォスタリング機関とは、里親支援を行う機関です。里親への研修、里親と子どものマッチング、里親委託中の支援、委託措置解除後の支援などを行います。
誤りです。
放課後等デイサービスは、学校に就学している児童で、支援を必要とする障害がある場合に利用する事のできる機関です。
誤りです。
ファミリー・サポート・センターは、子どもの送迎や預かりなどの支援を提供する機関です。支援を受けたい人と支援を提供したい人のマッチング、支援を提供したい人への研修などを行います。
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02
各選択肢の事業内容を確認し、定期的な療育支援を行っているものを選択しましょう。
未就学児を対象とした発達支援施設ですのて、適切です。
公共施設などで子育て中の親子が集い、相互交流や相談ができる場を提供するのが地域子育て支援拠点です。地域での交流を活性化させることが目的であり、療育支援とは異なるため不適切です。
フォスタリング機関は、里親のリクルートなどを行っている機関ですので、不適切です。
放課後等デイサービスは、放課後という言葉の通り、就学後の子供を対象としているため、不適切です。
これは子供の預かりや送迎などについて、援助を受けたい人と援助を行いたい人が会員となり地域で相互援助活動を行うものですので、不適切です。
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