公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午前 問47
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問題
公認心理師試験 第7回 (2024年) 午前 問47 (訂正依頼・報告はこちら)
特別支援教育に関する内容として、適切なものを1つ選べ。
- 就学相談では、保護者の意見聴取をすることになっている。
- 就学相談の判定結果による就学先は、通常学級又は特別支援学級のいずれかである。
- 特別支援教育を受ける児童生徒数の割合は、2021年までの10年間で減少し続けている。
- 通級による指導は、多くの教科教育を通常の学級で受けながら、一部の授業を学校以外の外部関係機関で行うものである。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、文部科学省のホームページを参考に解説していきます。
特別支援教育とは、「障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的二ーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うもの」です(ホームページより引用)
では、選択肢を見てみましょう。
適切な対応であり、この問題の正答です。
児童生徒が特別支援教育を受ける前に、それに関する本人や保護者の相談が実施されます。本人のアセスメントを行い、特別支援教育の必要性を検討するだけでなく、保護者に十分な説明をしたり、意見を聴いたりします。
特別支援教育の説明としては誤りです。
児童生徒の就学先としては、通常学級、特別支援学級だけでなく、特別支援学校、通級による指導があります。
特別支援教育の説明としては誤りです。
文部科学省が発表しているデータによると、特別支援教育を受ける児童生徒数は10年の間に約2倍に増えており、割合も高まっています。
特別支援教育の説明としては誤りです。
通級による指導では、通常の学級に在籍して多くの教科指導を受けながら、児童生徒それぞれに合わせた特別な指導を受けることができます。これは、自身が通う学校内で受ける場合、自身が通う学校に通級がない場合は近隣の通級がある学校へ行って受ける場合などがあります。
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02
以下に解説します。
特別支援教育において、就学相談の際には保護者の意見を聴取することが求められています。これは、児童生徒に適した教育環境を決定するために、保護者の意向を考慮する重要なプロセスです。
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