公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問4

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問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

衝撃的な出来事やそれを知ったときの状況に関する鮮明な記憶として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 作業記憶
  • 自伝的記憶
  • エピソード記憶
  • アイコニック記憶
  • フラッシュバルブ記憶

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、記憶の種類と特性に関する理解が求められています。

 

特に、強い感情を伴う出来事に関連する記憶の特殊な形態について問われています。

 

各記憶タイプの特徴と、それらが日常生活や心理学的研究においてどのように現れるかを理解することが重要です。

選択肢1. 作業記憶

この選択肢は不適切です。作業記憶は短期的な情報の保持と処理を担う記憶システムを指し、衝撃的な出来事の長期的な記憶とは異なります。

選択肢2. 自伝的記憶

この選択肢は不適切です。自伝的記憶は個人の人生経験に関する記憶を指しますが、特定の衝撃的な出来事に限定されるものではありません。

選択肢3. エピソード記憶

この選択肢は不適切です。エピソード記憶は個人的な経験や出来事に関する記憶を指しますが、特に衝撃的な出来事に限定されるものではありません。

選択肢4. アイコニック記憶

この選択肢は不適切です。アイコニック記憶は視覚情報の超短期記憶を指し、衝撃的な出来事の長期的な記憶とは異なります。

選択肢5. フラッシュバルブ記憶

この選択肢が最も適切です。フラッシュバルブ記憶は、衝撃的または重要な出来事とそれを知った時の状況に関する非常に鮮明で詳細な記憶を指します。これは問題文の描写と完全に一致します。

まとめ

フラッシュバルブ記憶は、衝撃的な出来事やそれを知った時の状況に関する鮮明で詳細な記憶を指します。

 

この概念は、個人的または社会的に重要な出来事(例:大災害、著名人の死)に対する記憶の特殊性を説明します。他の記憶タイプ(作業記憶、自伝的記憶、エピソード記憶、アイコニック記憶)との違いを理解し、それぞれの特徴と機能を正確に把握することが重要です。

 

これらの概念は、記憶研究や臨床心理学において重要な役割を果たしています。

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