公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問23

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問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

子どもに多くみられ、細菌が原因で起こる感染症として、正しいものを1つ選べ。
  • 風疹
  • とびひ
  • はしか
  • 手足口病
  • 水ぼうそう

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、小児期によく見られる感染症の原因と特徴を理解することが重要です。

 

特に、ウイルス性疾患と細菌性疾患の区別、そして各疾患の主な症状や感染経路について知識が求められます。また、これらの疾患の予防法や治療法の違いについても考慮する必要があります。

選択肢1. 風疹

この選択肢は不適切です。風疹はウイルス性の感染症で、風疹ウイルスが原因です。発熱や発疹が特徴的ですが、細菌性ではありません。

選択肢2. とびひ

この選択肢が最も適切です。とびひ(伝染性膿痂疹)は、主に黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌などの細菌が原因で起こる皮膚の感染症です。子どもに多く見られ、かゆみを伴う水疱や痂皮が特徴的です。

選択肢3. はしか

この選択肢は不適切です。はしか(麻疹)はウイルス性の感染症で、麻疹ウイルスが原因です。高熱や特徴的な発疹が見られますが、細菌性ではありません。

選択肢4. 手足口病

この選択肢は不適切です。手足口病はウイルス性の感染症で、主にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスが原因です。口内炎や手足の発疹が特徴的ですが、細菌性ではありません。

選択肢5. 水ぼうそう

この選択肢は不適切です。水ぼうそう(水痘)はウイルス性の感染症で、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因です。全身に水疱性の発疹が出現しますが、細菌性ではありません。

まとめ

小児期の感染症において、原因となる病原体(ウイルスか細菌か)を正確に理解することが重要です。

 

とびひは細菌性感染症の代表例で、他の選択肢はすべてウイルス性です。

 

各疾患の特徴的な症状、感染経路、予防法、治療法の違いを把握することが、適切な対応や予防につながります。特に、細菌性感染症は抗菌薬が有効ですが、ウイルス性感染症には一般的に抗ウイルス薬以外の対症療法が中心となることを理解しておく必要があります。

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