公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問25
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問題
公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
覚せい剤の使用を中止した後、不眠、ストレス、飲酒、少量の再使用などによって、以前使用したときと同様の幻覚や妄想などが生じる現象として、最も適切なものを1つ選べ。
- 再燃
- 耐性
- 中毒
- 乱用
- 離脱
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この過去問の解説 (1件)
01
覚せい剤は依存性が高く、慢性中毒に陥り、覚せい剤精神障害を生じさせます。
精神・身体・社会面共に大きな支障をきたす恐れのあるものです。
正解です。
乱用を断ち切り、治療で元の生活に戻ったと思っても、ストレスや飲酒など、ささいなきっかけで突然、幻覚・妄想などの精神障害が再燃することがあります。「フラッシュバック(自然再燃現象)」とも呼ばれます。
誤りです。
耐性とは、効き目が現れるまでの量が増え、慣れていくことです。この耐性が酒・煙草などに比較して依存症になる量に到達するまでが非常に早く、コントロール出来ないことが特徴です。
誤りです。
中毒とは、覚せい剤を大量に摂取することで生じます。
主な症状として震え、不安、興奮、頻呼吸、幻覚などの症状や血圧上昇、散瞳などがあります。
誤りです。
乱用とは、覚せい剤などの規制薬物の使用や、本来の目的や方法から逸脱した医薬品の使用のことです。
誤りです。
薬物摂取を急に断つことで生じる症状のことです。不安、手足の震え、発汗、痙攣発作、抑うつ気分、幻覚などがあります。
それぞれの用語の整理をしておきましょう。
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