公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問26

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

日常生活動作〈ADL〉は自立しているが、現在置かれている環境では生活が難しく、経済的にも困窮した高齢者が市町村の措置によって入所できる施設として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 介護医療院
  • 養護老人ホーム
  • 小規模多機能型居宅介護施設
  • 介護老人保健施設(老人保健施設)
  • 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

高齢者施設はそれぞれの入所対象、目的、サービス内容について違いをまとめておきましょう。
 

選択肢1. 介護医療院

誤りです。

「長期療養のための医療(看取りやターミナルケア・日常的な医学管理)」と「日常生活上の世話(介護)」を一体的に提供する施設です。

 

選択肢2. 養護老人ホーム

正解です。

生活環境や経済的な理由により、自宅生活の困難な高齢者を養護する施設です。

入居者が生活面・経済面において自立した生活を過ごせるように支援を行い、社会復帰を促すことを目的としています。
 

選択肢3. 小規模多機能型居宅介護施設

誤りです。

小規模多機能型居宅介護施設とは、介護保険制度による地域密着型サービスのひとつです。

同じ介護事業者が「通所(デイサービス)」、「訪問(ホームヘルプ)」や「泊まり(ショートステイ)」を包括的に提供します。
 

選択肢4. 介護老人保健施設(老人保健施設)

誤りです。

在宅復帰を目指す要介護者に対し、リハビリ等を提供する施設です。

 

選択肢5. 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

誤りです。

要介護者(要介護3以上)が身体介護や生活支援を受けるための生活施設です。

 

まとめ

介護老人保健施設(老人保健施設)や介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)など、名称が複数あったり、非常に似通っている為、混同しやすいです。内容を把握し、しっかり区別しましょう。

 

参考になった数0