公認心理師 過去問
第7回 (2024年)
問109 (午後 問32)
問題文
医療計画制度に関する説明として、正しいものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第7回 (2024年) 問109(午後 問32) (訂正依頼・報告はこちら)
医療計画制度に関する説明として、正しいものを1つ選べ。
- 医療計画の作成は国が行う。
- 医療計画の根拠法は地域保健法である。
- 医療計画では基準病床数が定められている。
- 三次医療圏では日常的な初期診療を提供する。
- 医療計画は、10年ごとに見直すことが定められている。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題で押さえておくポイントは、医療計画制度の基本的な仕組みと内容です。
医療計画の策定主体、根拠法、計画内容、医療圏の概念、見直しの頻度などについて理解することが重要です。
医療計画は都道府県が作成します。国は基本方針を定めますが、実際の計画策定は各都道府県が地域の実情に応じて行います。この選択肢は誤りです。
医療計画の根拠法は医療法です。地域保健法は別の法律であり、医療計画とは直接関係ありません。この選択肢は誤りです。
この選択肢が正解です。医療計画では、二次医療圏ごとに基準病床数が定められます。これは地域の医療需要に応じた適切な病床数を確保するためのものです。
三次医療圏は高度・専門的な医療を提供する圏域です。日常的な初期診療は一次医療圏で提供されるため、この選択肢は誤りです。
医療計画は現在6年ごとに見直すことが定められています。10年ではなく6年であるため、この選択肢は不正確です。
医療計画制度は、医療法に基づき都道府県が6年ごとに策定する重要な計画です。
基準病床数の設定、医療圏の区分(一次、二次、三次)、5疾病5事業及び在宅医療の体制整備などが含まれます。地域の実情に応じた医療提供体制の確保を目的としており、医療政策の基本となる制度です。
医療計画の基本的な仕組みと内容を理解することが重要です。
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02
以下に解説します。
医療計画の作成は、都道府県が行います。国は指針を示しますが、具体的な計画の立案は各都道府県の役割です。
医療計画の根拠法は医療法です。地域保健法ではなく、医療法の一環として位置づけられています。
正解です。医療計画では、地域ごとの必要な病床数を見積もり、基準病床数として定めています。これは、地域の医療資源を効率的に活用するための重要な要素です。
三次医療圏は、重篤な疾患や専門的な治療が必要な患者に対応する医療圏であり、日常的な初期診療は主に一次医療圏で行われます。
医療計画は、原則として6年ごとに見直されます。
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03
医療計画作成の目的、策定機関、根拠法、医療圏についてまとめておきましょう。
誤りです。
医療計画は国の方針に基づき、各都道府県が策定します。
誤りです。医療計画の根拠法は医療法に基づき、地域の実情に応じた医療提供体制を確保するための計画です。
正解です。
病院の病床について、都道府県の区域ごとに病床の地域的偏在を是正し、全国的に一定水準以上の医療を確保することを目的としている為、基準病床数が定められています。
誤りです。
3次医療圏とは 、高度で最先端の医療、もしくは精神病棟や感染症病棟、結核病棟をはじめとする専門的な医療を提供する医療圏です。二次医療圏は、複数の市町村を組み合わせて設定され、一般的な医療を提供します。日常的な初期診療を提供するのは一次医療圏に該当します。
誤りです。医療計画は現在6年ごとに見直すことが定められています。2024年度からは第8次医療計画の運用が始まっています。
医療計画について、概要をまとめておきましょう。
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