公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問42

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

再犯の防止等の推進に関する法律において、国が講ずるとされている施策に該当しないものを1つ選べ。
  • 街頭補導
  • 就労支援
  • 住居の確保
  • 更生保護施設に対する援助
  • 保健医療サービス及び福祉サービスの提供

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題で押さえておくポイントは、再犯防止推進法の主要な施策と目的です。

 

この法律は、犯罪や非行をした人の再犯を防止し、社会復帰を促進するための包括的な取り組みを定めています。

 

特に、社会復帰に向けた具体的な支援策と、それらの施策が再犯防止にどのように寄与するかを考える必要があります。

選択肢1. 街頭補導

街頭補導は主に少年非行の予防や早期発見を目的とした活動です。再犯防止推進法では直接的に規定されておらず、むしろ少年法や警察活動の範疇に属します。
 

選択肢2. 就労支援

就労支援は再犯防止推進法の重要な施策の一つです。職業訓練や就職斡旋など、元受刑者の経済的自立を支援し、社会復帰を促進する役割を果たします。
 

選択肢3. 住居の確保

住居の確保も再犯防止推進法で定められた重要な施策です。安定した生活基盤を提供することで、社会復帰の促進と再犯防止に寄与します。
 

選択肢4. 更生保護施設に対する援助

更生保護施設への援助は、再犯防止推進法の施策の一つです。これらの施設は、刑務所出所者等の一時的な居場所と自立支援を提供する重要な役割を果たします。
 

選択肢5. 保健医療サービス及び福祉サービスの提供

保健医療・福祉サービスの提供も再犯防止推進法で定められた施策です。心身の健康維持や社会的支援を通じて、再犯リスクの軽減を図ります。

まとめ

再犯防止推進法は、就労支援、住居の確保、更生保護施設への援助、保健医療・福祉サービスの提供など、包括的な支援策を定めています。

 

これらの施策は、元受刑者の社会復帰を促進し、再犯リスクを軽減することを目的としています。

 

法律の趣旨を理解し、各施策の目的と意義を把握することが重要です。また、再犯防止と非行予防の違いを認識し、それぞれに適した施策を区別できることも求められます。

参考になった数0