公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問52

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問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

DSM−5における抑うつエピソードの主要な症状に該当するものを2つ選べ。
  • 注意散漫
  • 無価値感
  • 自尊心の肥大
  • 現実感消失又は離人感
  • 興味又は喜びの著しい減退

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この過去問の解説 (1件)

01

DSM−5における抑うつエピソードについて、まとてめておきましょう。抑うつ気分、または興味または喜びの喪失が特徴的です。

選択肢1. 注意散漫

誤りです。躁病エピソードもしくは軽躁病エピソードの基準です。

選択肢2. 無価値感

正解です。

抑うつには、無価値観や罪悪感が含まれます。

選択肢3. 自尊心の肥大

誤りです。

躁病エピソードもしくは軽躁病エピソードの基準

選択肢4. 現実感消失又は離人感

誤りです。

パニック症の診断基準において「現実感消失又は離人感」が含まれています。

選択肢5. 興味又は喜びの著しい減退

正解です。

今まで有していた興味が消失し、喜びの感情の減退が見られます。これは、抑うつエピソードに該当します。

まとめ

抑うつエピソードには、主に、毎日の抑うつ気分、すべての活動における興味または喜びの著しい減退、有意の体重減少、または体重増加、ほとんど毎日の不眠または過眠、ほとんど毎日の疲労感、または気力の減退、ほとんど毎日の無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感、思考力や集中力の減退、または決断困難、死についての反復思考が挙げられる。

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