公認心理師 過去問
第7回 (2024年)
問152 (午後 問75)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 問152(午後 問75) (訂正依頼・報告はこちら)

21歳の男性A、大学3年生。Aは、学生相談室を訪れ、「就職活動を始めたいが、どこから手をつけてよいか分からない」と申込み用紙に記入した。相談室でAは、「これまで就職について考えたこともなく、自分にどのような仕事が合うのか、自分の性格的特徴は何かと問われても、よく分からない。2週間前にサークルの同期の友人からインターンでの体験を聞き、自分が出遅れていると感じる」と焦りを訴えつつも、「その他に特に困っていることはない」と話した。
現段階でAのニーズに応じて実施する心理検査として、適切なものを2つ選べ。
  • BDI−Ⅱ
  • CMI
  • IES−R
  • NEO−FFI
  • VPI

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくべきポイントは以下のとおりです。

Aのニーズに合致する評価を選択することが求められています。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. BDI−Ⅱ

ベック抑うつ質問票のことです。抑うつ状態を測定するため、Aのニーズである、性格的特徴を調べる評価ではないため、間違いです。

選択肢2. CMI

CMI健康調査表のことです。身体的、精神的な自覚症状を包括的に調べることができる評価であり、Aのニーズである性格的特徴を調べる評価ではないため、間違いです。

 

選択肢3. IES−R

PTSD、心的外傷後のストレスを測定する評価です。Aのニーズである性格的特徴を調べる評価ではないため、間違いです。

選択肢4. NEO−FFI

NEO-PI-Rの短縮版で、5因子人格検査ですので、Aのニーズに合致しており正解です。人格を包括的に5次元、それぞれ6つの下衣次元をもち、幅広く人格を測定することができます。

選択肢5. VPI

VPI職業興味検査のことです。ホランドの職業選択理論に基づき作られています。性格特性と働く環境を基準として職業を導き出します。Aのニーズである性格的特徴だけでなく、どのような職業につけばよいか悩んでいる点も網羅できるため、正解です。

まとめ

カウンセリングにおいて、対象者のニーズを確認することは大切です。対象者自身もニーズに気づいていないことは多々見受けれられるため、対象者の発言からニーズを掘り起こす必要があります。本問題において、Aは就職活動することも、今一つピンと来ていない状態であり、どれから手をつけてよいか分からないながらも、友人の行動からニーズを語っていますので、性格的特徴を検査できる評価表を答えとしました。各評価の内容、理論背景や考え方も、合わせて覚えておきましょう。

参考になった数14