公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問2 (午前 問2)
問題文
保護者のない児童、虐待されている児童などに対して安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、職業指導及び家庭環境の調整を行いつつ児童を養育することにより、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援することを目的とする施設として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問2(午前 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
保護者のない児童、虐待されている児童などに対して安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、職業指導及び家庭環境の調整を行いつつ児童を養育することにより、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援することを目的とする施設として、最も適切なものを1つ選べ。
- 児童相談所
- 児童厚生施設
- 児童養護施設
- 児童家庭支援センター
- 児童発達支援センター
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この過去問の解説 (1件)
01
社会的養護や児童福祉法に関する設問です。
誤りです。児童相談所は、主に児童の養育に関する相談や、保護者への指導を行います。
一定期間児童を保護できる一時保護機能を有していますが、あくまで児童の安全確保と調査を目的としています。
誤りです。児童厚生施設は、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的としています。
主に児童遊園、児童館などの施設を指します。
正解です。児童養護施設は、児童福祉法41条にある通り、保護者のない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童が入所することができます。
誤りです。児童家庭支援センターは、児童福祉法に基づく相談援助機関であり、①児童に関する家庭その他からの相談のうち専門的な知識及び技術を必要とするものへの対応②児童相談所からの委託を受けた児童及びその家庭への指導③その他の援助などを行います。
誤りです。児童発達支援センターは、障害のある子どもや家庭環境などに困難を抱えたこども等を対象とした機関です。地域の障害児支援の中核的役割を担っています。
児童養護施設とは(児童福祉法第41条)
【入所の対象】
・保護者のない児童
・虐待されている児童
・その他環境上養護を要する児童
【入所の目的】
・養護する
・あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行う
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