公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問10 (午前 問10)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問10(午前 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

J. D. MayerとP. Saloveyが提唱した、情動的知能(感情知性)の4枝モデルにおいて、最も高次の水準であるとされている能力を1つ選べ。
  • 情動を推測する能力
  • 情動を制御する能力
  • 情動を知覚する能力
  • 情動を評価する能力
  • 情動により思考を促進させる能力

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

情動知能に関する設問です。

選択肢1. 情動を推測する能力

誤りです。「情動を推測する能力」は、情動的知能(感情知性)の4枝モデルにおいて低次に位置しています。

選択肢2. 情動を制御する能力

正解です。「情動を制御する能力」は、情動的知能(感情知性)の4枝モデルにおいて最も高次に位置しています。

選択肢3. 情動を知覚する能力

誤りです。「情動を知覚する能力」は、情動的知能(感情知性)の4枝モデルにおいて低次に位置しています。

選択肢4. 情動を評価する能力

誤りです。「情動を評価する能力」は、情動的知能(感情知性)の4枝モデルにおいて低次に位置しています。

選択肢5. 情動により思考を促進させる能力

誤りです。「情動により思考を促進させる能力」は、情動的知能(感情知性)の4枝モデルにおいて低次に位置しています。

まとめ

J. D. MayerとP. Saloveytは、情動的知能を「情動の意味及び複数の情動の関係を認識する能力」や「これらの認識に基づいて施行し、問題解決に取り組む能力」と定義しました。4枝モデルにおいては、もっとも高次の心理的過程に関連するのが、情動を内省的に制御する能力であると説明されています。

 

参考になった数3