公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問102 (午後 問25)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問102(午後 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

認知療法におけるコミュニケーションで用いられる技法として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 会話的質問
  • 円環的質問法
  • ジョイニング
  • 肯定的意味付け
  • ソクラテス的対話

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この過去問の解説 (1件)

01

認知療法で用いられる技法を選ぶ問題です。

心理療法には様々なものがありますが、それぞれの心理療法特有の用語があります。

用語を見たらどの心理療法の用語なのか、それはどういった意味なのかを判断できるようにしておきましょう。

 

・会話的質問:認知療法以外でも広く一般的に使用されています。

・円環的質問法:家族療法でよく用いられる技法の1つです。

・ジョイニング:家族療法でよく用いられる技法の1つです。

・肯定的意味付け:家族療法でよく用いられる技法の1つです。

・ソクラテス的対話:認知療法でよく用いられる技法です。

選択肢1. 会話的質問

不正解です。

一般的に用いられるコミュニケーションの1つです。

選択肢2. 円環的質問法

不正解です。

家族療法でよく用いられる技法の1つで、関係性の中に存在する相互作用パターンを理解するための質問技法です。

選択肢3. ジョイニング

不正解です。

家族療法でよく用いられる技法の1つで、特に重要だとされています。

ジョイニングは、家族と信頼関係を結び、家族システムの一部としてセラピストが積極的に参加し、介入することです。

選択肢4. 肯定的意味付け

不正解です。

家族療法でよく用いられる技法の1つで、「リフレーミング」とも呼ばれます。

事実は変わりませんが、物事の見方や捉え方を変化させることにより気づきを促します。

選択肢5. ソクラテス的対話

正解です。

セラピストが質問を繰り返すことで、クライアントさんが、考え、言語化し、気づきが促されます。

まとめ

試験に出題される心理療法の主な用語とその意味は覚えておくとよいでしょう。

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