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一級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科1(計画) 問7

問題

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建築物に関する寸法の比例関係について、最も不適当なものは、次の記述のうちどれか。
   1 .
モデュラーコーディネーションは、基準として用いる単位寸法や数列化した寸法群により、建築及び建築各部の寸法を相互に関連づけるように調整することである。
   2 .
黄金比は、線分AB上に点PをとってAP×AB=PB2となるときのAP:PBをいい、その比は約1:1.414であり、モデュロールに応用されている。
   3 .
オーダーは、西洋の古典建築等における柱とエンタブレチュアの比例関係を中心とする各部の構成基準である。
   4 .
「匠明」は、日本建築における柱間や各部の部材寸法の比例関係を決める体系を記述した書物である。
( 一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科1(計画) 問7 )
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この過去問の解説 (3件)

30
2が不適当です。

1.基準となる単位寸法や数列化した寸法群により、建築及び建築各部の寸法を
 相互に関連づけるように調整して、モデュールに当てはまるようにすること
 です。

2.黄金比は古代ギリシャの美術などにみられる最も美しいとされる比率で、
 1:1.618です。

3.円柱とその上部の水平梁等の横架材との比例関係を中心とする
 構成基準です。ギリシャの代表的なオーダーとして、
 ドリス式・イオニア式・コリント式などがあります。

4.わが国の伝統的な木造建築において、柱や組物などの各部構成材を割付ける
 比率と部材寸法を決定するシステムである木割術を記した書物です。

付箋メモを残すことが出来ます。
15
正解は2です。

1:設問通りです
モデュラーコーディネーションとは量産性や合理性を目的として建築各部の寸法を調整し、モデュールが当てはまるように空間を計画・構成することを指します。

2:設問は白銀比の説明となっているので誤りです。
黄金比とは最も美しい比例として1:1.618の比で表されます。

3:設問通りです
柱と梁の組合せの形式、その各部分と建築全体の比例率、柱頭装飾などを示した基準書のようなものをさします。
このオーダーは地域や時代によって方式が異なります。

4:設問通りです
室町時代~安土桃山時代における建築物の種類、構造、規模や建築部材の寸法や納まり等の詳細を示した木造建築の仕様書です。

8
1 正。

2 誤。黄金比は古来より最も美しい比とされる比率で美術品などにも取り入れられ、その比率は1:1.618です。

3 正。オーダーは柱とエンタブレチュア(梁)の比例関係を中心とする各部の構成基準です。
古代ギリシャではドリス式・イオニア式・コリント式があります。

4 正。匠明は木造建築において柱間や各部の建物寸法の比例関係を表し、木割りが詳細に記されている書物です。

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