一級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科4(構造) 問73
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問題
一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科4(構造) 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような水平荷重Pを受けるラーメンに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 支点Aの水平反力の大きさは、P/2である。
- 支点Aの鉛直反力の大きさは、Pである。
- 部材ABの材端Bにおける曲げモーメントの大きさは、Plである。
- 部材BCのせん断力の大きさは、P/2である。
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この過去問の解説 (3件)
01
ΣMC(左)=0から、-3lVA/2 - 3lHA=0(VAは2で求めたものです)
HA=P/2・・・OK
2 〇
ΣME=0から、VA×3l + P×3l =0
VA=-P・・・OK
3 〇
ΣM(B~A)=0から、-MB-P/2 × 2l =0
MB=Pl(外側引張)・・・OK
4 ×
BC間の長さ=√(1^2 +(3/2)^2)=√13/2
せん断力はモーメント図の傾きで求まるため、
(MB+MC) / BCの長さ
=2Pl / √13・・・NG
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02
E点回りのモーメントのつり合い
ΣME=0より
P×3I-VA×3l=0
VA=P(下向き)・・・選択肢2は適当です
C点から左側部分におけるC点まわりのモーメントのつり合い
ΣMC=0より
-VA×3l/2+HA×3l=0
HA=P/2(左向き)・・・選択肢1は適当です
ラーメンをB点で切断した下側部分を取り出して、切断面に曲げモーメントを仮定する。
MB=HA×2l=P/2×2l
=Pl・・・選択肢3は適当です
QBC=-Pl+0/1.8l=0.56P
これにより、選択肢4が不適当です
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03
P*3I-VA*3l=0
VA=P(下向き)・・・2の解答
MC=0
-VA*3l/2+HA*3l=0
HA=P/2(左向き)・・・1の解答
MB=HA*2l=P/2*2l
=Pl・・・3の解答
QBC=-Pl+0/1.8l=0.56P・・・4が不適切な解答です。
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