一級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科4(構造) 問74
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問題
一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科4(構造) 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
図-1のような水平荷重Pを受けるラーメンにおいて、水平荷重Pを増大させたとき、そのラーメンは、図-2のような崩壊機構を示した。ラーメンの崩壊荷重Puの値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、柱、梁の全塑性モーメントの値は、それぞれ400kN·m、200kN·mとする。
- 200kN
- 300kN
- 400kN
- 500kN
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この過去問の解説 (3件)
01
点Aの回転角θ、点Dの回転角θ’とすると
6θ=2θ’
θ’=3θ
外力の仕事:Pu×6m×θ
内力の仕事:(400×θ)+(200×θ)+(200×θ’)+(400×θ’)
θ’=3θを代入して、計算すると、2400θ
外力の仕事=内力の仕事から、
Pu×6m×θ=2400θ
Pu=400kN(答えは3です)
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02
内力による仕事:400kN×m×θ+200kN×m×θ
となります。
+200kN×m×3θ
+400kN×m×3θ
=(400+200+600+1200)kN×m×θ
=2400kN×m×θ
崩壊荷重Puは、以下の通りです。
Pu×6m×θ=2400kN×m×θ
Pu=400kN
これにより、3が正しいです。
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03
内力による仕事:400kN*m*θ+200kN*m*θ
+200kN*m*3θ
+400kN*m*3θ
=(400+200+600+1200)kN*m*θ
=2400kN*m*θ
Pu*6m*θ=2400kN*m*θ
Pu=400kN
よって、3が正しいと言えます。
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