一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科1(計画) 問13
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科1(計画) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- かんかん森( 東京都 )は、各住戸の独立性を保ちつつ、居住者が共同で使用することができる居間や台所等を設置して、コモンミールや掃除等、生活の一部を共同化している、コレクティブハウスである。
- SHARE yaraicho( 東京都 )は、道路に面する部分は巨大な半透明のテント膜で覆われ、内部は吹抜け空間を介して個室7室とコモンスペースが計画された、シェアハウスである。
- 泉北ニュータウン( 大阪府 )は、空き住戸を活用したサポート付き共同住宅や戸建て住宅を活用した多世代型シェアハウス等の試みが行われている、大規模なニュータウンである。
- 求道學舎( 東京都 )は、居住者が共同生活をすることに重点を置き、居間や浴室等のコモンスペースの充実を図った、テラスハウスである。
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この過去問の解説 (3件)
01
[コレクティブハウス]
キッチン、ダイニング、洗濯室や育児室などを共用し、居住者と家事を共
同で行い生活する住まいのあり方です。
2. 設問の通り
SHARE yaraichoは、S造3階建の新築のシェアハウスです。道路に面する
ファサードには半透明のテント膜を用い、3層吹抜けとなっている内部空
間、さらにその奥の各室へ光を取り入れています。
3. 設問の通り
4. 誤り
求道學舎は、大正15年に建てられた学生寮を、コーポラティブ方式の分譲
型集合住宅として再生したものです。居住者の共同生活に重点を置き、コ
モンスペースの充実を図っていますが、テラスハウスではありません。
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02
かんかん森は民間によるコレクティブハウス
2.正しい
SHARE yaraichoはテント屋根が特徴のシェアハウス
3.正しい
泉北ニュータウンは大規模なニュータウンであり、空き家活用などの取り組みが行われている。
4.誤り
求道学舎は学生寮をコンバートして集合住宅にしたもの。スケルトンインフィル方式を採用している。
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03
各住戸の独立性を保ちつつ、生活の一部を共同化しているコレクティブハウスです。
2.設問の通りです。
吹抜け空間を介して個室7室とコモンスペースが計画された、シェアハウスです。
3.設問の通りです。
空き住戸を活用したサポート付き共同住宅や戸建て住宅を活用した、多世代型シェアハウス等の試みが行われている、大規模なニュータウンです。
4.誤りです。
大正15年に建てられたRC造3階建の学生寮をコーポラティブハウスとして10戸の共同住宅にリノベーションしたものです。
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