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一級建築士の過去問 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問94

問題

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鉄筋コンクリート造の建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
圧密沈下のおそれのある地盤において、直接基礎を採用した建築物の設計に当たり、不同沈下による建築物の損傷を生じにくくするために、基礎形式を独立基礎からべた基礎に変更した。
   2 .
平面形状が細長い建築物の応力解析において、短辺方向に地震力を受ける場合には、床を剛と仮定しなかった。
   3 .
床組の振動による使用上の支障がないことを、梁及び床スラブの断面の各部の応力を検討することにより確認した。
   4 .
片持スラブの設計において、長期荷重に加えて地震時の上下振動を考慮して配筋を決定した。
( 一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問94 )
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この過去問の解説 (3件)

11
1. 設問の通り
  べた基礎は面で接地している分、独立基礎に比べ不同沈下の抑制に有利で
  す。

2. 設問の通り
  平面形状が細長い建築物においては、床の面内剛性が剛床として扱うには
  不十分な場合があります。その場合には剛床仮定に基づいた解析に加え、
  床の変形を考慮した解析を行います。

3. 誤り
  振動による使用上の支障についての確認方法は告示により定められてお
  り、応力ではなくたわみの最大値とクリープ現象による変形増大係数を考
  慮して検討します。よって設問の記述は誤りです。
  (令82条4項、建告1459号)

4. 設問の通り
  片持梁、スラブの設計においては、地震時の鉛直震度(G=1.0)を考慮し
  て設計します。

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4
1.[正]
べた基礎は面として抵抗するため不同沈下による変位差を独立基礎より小さくすることができます。
2.[正]
建物形状が極端に細くなると剛床が成立しないことがあるため適当です。
3.[誤]
振動の影響は応力でなくたわみの検討により確認します。
4.[正]
片持ち長さが長くなると地震時に上下動が発生することがあるため考慮する必要があります。

1
1.記述のとおりです。
2.記述のとおりです。
3.部材の剛性を適切に評価したたわみ等の検討を行う必要があります。
4.記述のとおりです。

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