一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科4(構造) 問97
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 木材の曲げ強度は、一般に、気乾比重が大きいものほど大きい。
- 木材の木裏は、一般に、木表に比べて乾燥収縮が大きいので、木裏側が凹に反る性質がある。
- LVLは、日本農林規格( JAS )において「単板積層材」と呼ばれ、主として各層の繊維方向が互いにほぼ平行となるように積層接着されたもので、柱、梁等の線材に使用される。
- CLTは、日本農林規格( JAS )において「直交集成板」と呼ばれ、各層の繊維方向が互いにほぼ直角となるように積層接着されたもので、床版、壁等の面材に使用される。
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この過去問の解説 (3件)
01
気乾比重が大きいということは、空壁率が小さい=繊維密度が高いので、
強度も大きくなります。
2. 誤り
木表の方が樹齢が若く、樹の乾燥収縮が大きいため、木表側が凹に反りま
す。
よって設問の記述は誤りです。
なお、外側に近い方が木表、中心に近い方が木裏となります。
3. 設問の通り
単板積層材(LVL)についての正しい記述です。造作用と構造用があり、
構造用のLVLの用途には土台・柱・梁・桁等に使用されます。
4. 設問の通り
直交集成板(CLT)についての正しい記述です。
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02
設問の通りです。
2.[誤]
木表の方が材齢が若く、乾燥収縮が大きいです。従って木表側が凹に反ります。
3.[正]
設問の通りです。
4.[正]
設問の通りです。
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03
2.木表側が凹に反る性質があります。
3.記述のとおりです。
4.記述のとおりです。
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