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一級建築士の過去問 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問99

問題

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金属材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
板厚40mm以下の建築構造用圧延鋼材SN400Bにおいて、基準強度F及び短期許容引張応力度は、235N/mm2である。
   2 .
熱間圧延鋼材の強度は、圧延方向に比べて、板厚方向のほうが小さい傾向がある。
   3 .
シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーが小さい鋼材を使用することは、溶接部の脆性的破壊の防止に有効である。
   4 .
アルミニウムの線膨張係数は、鉄の約2倍である。
( 一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問99 )
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この過去問の解説 (2件)

9
1. 設問の通り
  SN400Bの基準強度F(t≦40)=235N/㎟(建告2464号1項)、短期許容引張
  応力度=F(令90条1項)としてそれぞれ定められています。

2. 設問の通り
  強度は圧延直角方向>圧延方向>板厚方向となります。

3. 誤り
  溶接部の脆性的破壊の防止には、シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーが
  大きい鋼材が有効になります。よって設問の記述は誤りです。

  *シャルピー衝撃試験とは
  試験片に衝撃を与え、試験片が破壊するために要した衝撃吸収エネルギー
  を測定して靭性を評価する試験です。吸収エネルギーが大きい=靭性の高
  い材料となります。

4. 設問の通り
  線膨張係数は熱膨張係数とも呼ばれ、熱による寸法変化を表すものです。
  一般に、鋼材<ステンレス<アルミニウムの順に大きくなります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
1.[正]
設問の通りです。
なお、板厚40mmを超える場合は強度を低減する必要があります。
2.[正]
鋼材の強度は圧延方向より板厚方向の方が小さくなります。
3.[誤]
溶接部には吸収エネルギーの大きい鋼材を使用することが望ましいです。よって誤りです。
4.[正]
設問の通りです。

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