一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問102

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問題

一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問102 (訂正依頼・報告はこちら)

材料管理、品質管理等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 呼び径150mm以下の硬質ポリ塩化ビニル管の屋外での保管については、ビニル管の反りや変形防止のため、通気性のよいシートで覆い直射日光を避けた平坦な場所に、角材の上に井げた積みで、その高さが1.5m以下であることを確認した。
  • 調合管理強度36N/mm2、スランプ21cmの高性能AE減水剤を使用したJIS規格品のコンクリートについては、スランプの変動幅が大きくなるため、スランプの許容差が±2.5cmであることを確認した。
  • 外壁工事に用いる押出成形セメント板の保管については、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木の上に積置きで、その高さが1.0m以下であることを確認した。
  • 外壁工事に用いるGRC( ガラス繊維補強セメント )パネルについては、特記がなかったので、パネルの辺長の寸法許容差が±3mmであることを確認した。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正しい→呼び径150mm以下のポリ塩化ビニル管は井げた積みで、高さは1.5m以下になります。

2.誤り→調合管理強度27N/mm以上で高性能AE減水剤を使用した場合は、許容差は±2.0㎝となります。
AE減水剤使用せずスランプが8~18㎝までの場合は、許容差±2.5㎝になります。

3.正しい→押出成形セメント板の保管高さは1.0m以下になります。
1.5mという数字と混ざらないように整理が必要です。

4.正しい→記述の通りです。

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02

1.記述のとおりです。
 原則は屋内保管ですが、屋外で保管する場合は記述のとおりです。
2.JASS5より、調合管理強度27N/mm2以上で、スランプ21cmの高性能AE減水
 剤を使用したJIS規格品のコンクリートについてはスランプの変動幅が大きく
 なるため、スランプの許容差を±2.0cmとします。
3.記述のとおりです。
4.記述のとおりです。

参考になった数13

03

1.正しい記述です。

2.調合管理強度27N/m㎡以上で高性能AE減水剤を使用する場合は、スランプの許容差は±2とします。

3.正しい記述です。

4.正しい記述です。

参考になった数5