一級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科4(構造) 問76
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科4(構造) 問76 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような剛で滑らない面の上に置いてある直方体の剛体の重心に漸増する水平力が作用する場合、剛体が浮き上がり始めるときの水平力Fの重力Wに対する比α(=F/W)の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、剛体の質量分布は一様とする。
- 0.15
- 0.30
- 0.45
- 0.60
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
F×a≦W×b
よって、浮き始める時は、
F×500=W×150
F/W=150/500=0.30
よってα=0.30となった時、剛体は浮き上がり始めます。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
正解は2です。
水平力Fを受けると、剛体にはB点を中心に時計回りのモーメントが生じ転倒します。この時、抵抗するのが、重力Wによる反時計回りのモーメントです。
よって
水平力Fによるモーメント=F×500>重力Wによるモーメント =F×150の時、剛体は転倒します。
従って F/W>150/300=0.30となります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
直方体の剛体の右足元に作用する応力の釣り合いを考えます。
F×500=W×150
F/W=150/500=0.3
よって、水平力Fの重力に対する比α=0.3となった時、
剛体が浮き上がり始めます。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問75)へ
平成30年(2018年)問題一覧
次の問題(問77)へ