一級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科5(施工) 問119
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科5(施工) 問119 (訂正依頼・報告はこちら)
内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ビニル床シートを用いた床仕上げ工事において、下地が床コンクリート直均し仕上げであったので、ビニル床シートの張付けを、コンクリートの打込みから21日後に行うことを確認した。
- 仕様ルートにより検証した特定天井については、天井面構成部材と壁及び柱との隙間を6cm以上設けていることを確認した。
- 外壁乾式工法による石張り工事の施工図等において、石材の形状と寸法については、特記がなかったので、形状が正方形に近い矩形で、1枚の面積が0.8m2以下、有効厚さが30mm以上70mm以下であることを確認した。
- カーテンウォール工事において、躯体付け金物の取付け位置の寸法許容差については、特記がなかったので、鉛直方向を±10mm、水平方向を±25mmとした。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
1.設問の記述は誤りです。
ビニル床シート、ビニル床タイルの張付けにおける下地の乾燥期間については、モルタル下地の場合、14日以上、コンクリート下地の場合、28日以上放置し、十分乾燥させます。
2.設問の通りです。
仕様ルートで検証する場合、天井面構成部材と壁、柱その他の建築物の部分または建築物に取り付けるものとの間に、6㎝以上の隙間を設けなければなりません。
3.設問の通りです。
張り石工事に使用する石材の形状および寸法は、特記がない場合、形状は正方形に近い短形とし、その大きさは石材1枚の面積が0.8㎡以下とします。
4.設問の通りです。
カーテンウォール工事における躯体付け金物の取付け位置の寸法許容差は、特記のない場合、鉛直方向±10㎜、水平方向±25㎜とします。
参考になった数15
この解説の修正を提案する
02
1:21日後、が誤りです。
床タイル、床シートの施工に先立ち、下地の乾燥期間はモルタルの場合14日以上、コンクリートの場合は28日以上必要です。
2:設問通りです
仕様ルートによると特定天井のクリアランスは6cm以上必要である、とされています。
3:設問通りです
外壁乾式工法による石材については
厚み30~70mm²、細長比3以下で幅、高さは1,200mm以下、面積は0.8m²以下、重量は70kg以下とされています。
4:設問通りです
躯体取付金物取付位置の寸法許容差は、鉛直方向±10mm、水平方向±25mmとします。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
ビニル床シートの施工は、コンクリート下地の場合、施工後[28日]以上乾
燥させた後でなければいけません。(モルタル下地の場合、[14日]以上)
2. 設問の通り
仕様ルートによる「隙間あり」の検証による特定天井の場合、壁及び柱と
の隙間は6㎝以上確保します。
3. 設問の通り
石張りの外壁乾式工法は以下の通りとします。
・石厚30㎜以上70㎜以下
・矩形
・幅及び高さ1200㎜以下、かつ面積0.8㎡以下
4. 設問の通り
カーテンウォールの躯体取付金物位置の寸法許容差は、特記がない場合、
[鉛直方向±10㎜]、[水平方向±25㎜]以下とします。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問118)へ
平成30年(2018年)問題一覧
次の問題(問120)へ