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一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科2(環境・設備) 問36

問題

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電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
電圧の種別において、交流で600V以下のものは、低圧に区分される。
   2 .
力率は、交流回路に電力を供給する際の「皮相電力(電圧と電流との積)」に対する「有効電力」の比率である。
   3 .
幹線に使用する配線方式において、バスダクト方式は、負荷の増設に対応しにくいことから、小容量の電力供給に限られている。
   4 .
無停電電源装置(UPS)は、整流器、蓄電池、インバータ等により構成され、瞬間的な電圧降下時や停電時においても安定した電力供給を維持するためのものである。
( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科2(環境・設備) 問36 )
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この過去問の解説 (3件)

11
正解は3です。

1.設問の通りです。
直流:750V以下(低圧)750Vを超え7000V以下(高圧)7000Vを超(特別高圧)
交流:600V以下(低圧)600Vを超え7000V以下(高圧)7000Vを超(特別高圧)
となります。

2.設問の通りです。
力率は有効電力〔W〕/皮相電力〔VA〕で求められ、力率が大きいほど電力が有効利用されていることを表します。

3.設問の記述は誤りです。
バスダクト配線は、大規模建築物への引き込み幹線および電気室内の高圧配電などに使用され、ケーブルよりも大容量の電気供給に適しています。よって、設問の「小容量の電力供給に限られている」の記述は誤りです。

4.設問の通りです。
無停電電源装置(UPS)は、オンラインの電算機などに設け、瞬時の停電に対応します。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は3です。

1:設問通りです。
交流電圧において600V以下を低圧、600Vを超え7000V以下を高圧、7000Vを超えると特別高圧とされてます。

2:設問通りです。
力率が大きいほど、有効に電力が使用できているとみなすことができます。電動機や放電灯などの力率は、0.6~0.8程度とされています。

3:小容量の電力供給に限られてはいないので、誤りです。
バスダクト配線は、金属製ダクト内に絶縁物を介して銅やアルミの導体を直接収めたもので、大規模建築物への引込幹線や電気室内の高圧配電などに用いられてます。
ケーブル配線よりも大容量の電力配給に適しています。

4:設問通りです。
UPS(Uninterruptible Power Supply )は、オンラインの電算機などに設けて瞬時の停電に対応できるようにされています。
また、電算機は誤作動やデータの破壊を免れるために、重要な施設の電源には定電圧低周波装置CVCF(Constant Voltage & Constant Frequency)を設けます。

2

この問題は電気設備に関する問題です。

配線方式の名称と特徴はしっかり抑えておきたいポイントです。

選択肢1. 電圧の種別において、交流で600V以下のものは、低圧に区分される。

正しいです。

電圧の種別において、交流で600V以下、直流で750V以下のものが低圧に区分されます。

選択肢2. 力率は、交流回路に電力を供給する際の「皮相電力(電圧と電流との積)」に対する「有効電力」の比率である。

正しいです。

力率とは、電力低下の割合であり、皮相電力に対する有効電力の比率です。

力率は、一般的に0.6~0.8となります。

選択肢3. 幹線に使用する配線方式において、バスダクト方式は、負荷の増設に対応しにくいことから、小容量の電力供給に限られている。

誤りです。

バスダクト方式とは、負荷の増設に対応しやすく、最大許容電流が大きいことから、大容量の電力供給に適しています。

選択肢4. 無停電電源装置(UPS)は、整流器、蓄電池、インバータ等により構成され、瞬間的な電圧降下時や停電時においても安定した電力供給を維持するためのものである。

正しいです。

無停電電源装置(UPS)とは、瞬間的な電圧降下や停電時でも安定して電力供給ができる設備です。

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