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一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問105

問題

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地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
事前に地層構成が想定できない地盤のボーリング調査において、地震応答解析の必要がない直接基礎の建築物であったので、その調査深さを建築物の幅の2倍とした。
   2 .
ボーリング孔を利用した弾性波速度検層(PS検層)により、地盤内を伝搬する弾性波(P波・S波)の速度を測定し、その速度値から地盤の硬軟を判定した。
   3 .
ボーリング調査において、ボーリング孔内に地下水が認められたので、孔内をなるべく長時間放置し、水位が安定してから地下水位を測定した。
   4 .
粘性土地盤において、ボーリング調査の標準貫入試験の結果から得られたN 値により、内部摩擦角や相対密度を推定した。
( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問105 )
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この過去問の解説 (3件)

14
正解は4です。

1:設問通りです
ボーリング調査の深度は、直接基礎の場合は、通常の建物底面よりその建物幅の1.5~2倍とします。

2:設問通りです
弾性波速度検層(PS検層)によって地盤の硬軟の判定や剛性率やヤング率などを求めることで耐震設計資料を得ることができます。

3:設問通りです
地下水は常時の水面と一致しにくいのでなるべく長時間放置し、水位が安定してから測定をします。

4:粘性土地盤では硬軟の程度しか分からず、内部摩擦角や相対密度を推定することができないので誤りです。
砂質土地盤では推定可能です。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
1.正しい記述です。

2.正しい記述です。

3.正しい記述です。

4.砂質土地盤であれば、内部摩擦角や相対密度が推定できますが、粘性土地盤の場合は推定できません。

3

地盤調査に関する問題です。

それぞれの調査方法や調査の特徴をしっかり理解することがポイントです。

選択肢1. 事前に地層構成が想定できない地盤のボーリング調査において、地震応答解析の必要がない直接基礎の建築物であったので、その調査深さを建築物の幅の2倍とした。

正しいです。

ボーリング調査において、事前に地層構成が想定できない場合でかつ直接基礎の建築物である場合の調査深さは、建物幅の1.5倍~2.0倍を目安とします。

選択肢2. ボーリング孔を利用した弾性波速度検層(PS検層)により、地盤内を伝搬する弾性波(P波・S波)の速度を測定し、その速度値から地盤の硬軟を判定した。

正しいです。

ボーリング孔を利用した弾性波速度検層(PS検層)とは、地盤のP波、S波の速度分布を測定し、速度値から地盤の硬軟の判定等を得ることができる探査です。

選択肢3. ボーリング調査において、ボーリング孔内に地下水が認められたので、孔内をなるべく長時間放置し、水位が安定してから地下水位を測定した。

正しいです。

ボーリング調査において孔内に地下水を確認した場合は、長期間放置し、水位が安定してから地下水位を測定します。

選択肢4. 粘性土地盤において、ボーリング調査の標準貫入試験の結果から得られたN 値により、内部摩擦角や相対密度を推定した。

誤りです。

ボーリング調査の標準貫入試験において、粘性土はN値から硬軟の程度を推定することができます。

砂質土はN値から内部摩擦角や相対密度を推定することができます。

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