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一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問114

問題

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鉄骨工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
   1 .
高力ボルト接合の摩擦面については、ショットブラストにより表面粗度を50μmRz 以上確保できていたので、摩擦面に赤錆(さび)を発錆させないことを承認した。
   2 .
組立溶接において、鋼材の板厚が6mmを超えていたので、ショートビードとならないように、組立溶接の最小溶接長さが30mmを基準としていることを確認した。
   3 .
特記により、高力ボルト孔の孔あけ加工をレーザ孔あけとしたので、溶損部を含む孔径の精度を ±0.5mmとしていることを確認した。
   4 .
ねじの呼びM22のトルシア形高力ボルトにおいて、ボルトの長さについては締付け長さに35mmを加えたものを標準長さとし、標準長さに最も近い寸法のボルトが使用されていることを確認した。
( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問114 )
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この過去問の解説 (3件)

19
正解は2です。

1:設問通りです
ブラスト処理においてショットブラストやグリットブラストにて処理する場合、表面粗さが50μmRz以上確保しますが、その際赤錆は発生しなくてもよいです。

2:30mmが誤りです
ショートビート(ビート(1回の溶接作業によってつくられた溶着金属)の短いもの)にならないように最小ビート長さは板厚が6mm以下の場合は30mm、板厚が6mmを超える場合は40mmとします。

3:設問通りです
基本はドリルあけを行いますが、特記のある場合はレーザ孔あけを行うことができます。
レーザ孔あけの孔径の精度は±0.5mmとされています。

4:設問通りです
締め付け長さに加える長さはトルシアボルトより高力六角ボルトの方が座金1枚分(5mm)大きいので、呼び径がM22の場合は高力六角ボルトは40mm(35+5)となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
1.正しい記述です。

2.鋼材の板厚が6mmを超えている場合、組立溶接の最小溶接長さは40mmとなります。

3.正しい記述です。

4.正しい記述です。

2

この問題は鉄骨工事に関する問題です。

コンクリート工事と同じく数値が多く出題されるため、繰り返し学習して覚えていきましょう。

選択肢1. 高力ボルト接合の摩擦面については、ショットブラストにより表面粗度を50μmRz 以上確保できていたので、摩擦面に赤錆(さび)を発錆させないことを承認した。

正しいです。

鉄骨の摩擦面の処理をブラスト処理とする時は、ショットブラスト又はグリットブラストにて処理することとし、表面の粗さは50μmRz以上を確保すれば赤錆を発生させなくてもよいとされています。

選択肢2. 組立溶接において、鋼材の板厚が6mmを超えていたので、ショートビードとならないように、組立溶接の最小溶接長さが30mmを基準としていることを確認した。

誤りです。

組立溶接において、鋼材の板厚が6mmを超えている場合、最小組立溶接長さは40mm以上とする必要があります。

選択肢3. 特記により、高力ボルト孔の孔あけ加工をレーザ孔あけとしたので、溶損部を含む孔径の精度を ±0.5mmとしていることを確認した。

正しいです。

鉄骨への高力ボルト孔の孔あけ加工をレーザー孔あけとする場合、孔径の精度は±0.5mm以下とする必要があります。

選択肢4. ねじの呼びM22のトルシア形高力ボルトにおいて、ボルトの長さについては締付け長さに35mmを加えたものを標準長さとし、標準長さに最も近い寸法のボルトが使用されていることを確認した。

正しいです。

トルシア形高力ボルトにおいて、ねじの呼び径がM22の場合締付け長さに加える長さを35mmとし、標準長さ(締付け長さに35mmを加えた長さ)に最も近い寸法のボルトを使用します。

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